ID : 2983
TrackMove S
機能
コンベアまたはターンテーブルで運ばれてくるトラッキング対象ワークを追従しながら自由曲線補間動作を行うことができます。
ワークに対してピック&プレイス以外の作業を行いたい場合に使用します。
このコマンドはVer.2.2.*から有効です。
構文
TrackMove S ,基準位置,経路番号[, 動作オプション]
指定項目
- 基準位置
- 「TrackTargetPos」で取得したトラッキング対象ワークを表すポジション型データを指定します。
「TrackTargetPos」で取得したポジション型データに位置・姿勢のオフセットを加えたものを指定することも可能です。 - 経路番号
- 経路番号を整数型データで指定します。経路番号には目標位置オプションを付加できます。
- 動作オプション
- 動作オプションを指定できます。
関連項目
Move S、 TrackApproach、 TrackBufferRead、 TrackDepart、 TrackStart、 TrackStop、 TrackTargetOffset、 TrackTargetPos、 コンベアトラッキング用コマンド、 円形トラッキング用コマンド
注意事項
- コンベアおよび円形トラッキング専用のコマンドです。
- TrackStartと、TrackStopの間でのみ使用可能です。
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外部速度、内部速度による制限は、作業動作である「Move S」動作にのみ効果があります。
追従動作に対しては効果がありません。 - 指定した経路番号の経路点がない場合はエラーになります。
用例
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