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ID : 3328

MC8シリーズ制御ロボット × 2 外部軸のみ

ここでは、システム構成の内容を、下記項目に分けて説明しています。

システム構成図

全体のシステム構成は下図のようになります。

(下図は、MC8シリーズ制御ロボットとして、6軸ロボットと3軸ロボットを制御する例です。)

構成品の説明

構成品 内容

(1) デュアルアーム制御用ライセンス

デュアルアーム制御用のライセンスが必要です。詳細は"ライセンス"を参照してください。

(2) MC8シリーズモーションコントローラ

MC8シリーズ制御ロボット2台を制御するコントローラです。

上記システムでは、MC8またはMC8Aのどちらも使用可能です。

上記システム構成は、UL仕様のMC8シリーズモーションコントローラでも同じです。

外形や仕様など、詳細内容は"MC8シリーズ(モーションコントローラ)取扱説明書"を参照してください。

(3) EtherCAT マスターボード

外部軸とEtherCAT通信するためのボードです。

使用するためにはソフトウェアライセンスが必要です。

ソフトウェアライセンスとボードとの組み合わせにより、下記のような製品を用意しています。

製品 品番
EtherCATマスターボード (コントローラに組付出荷)
外部軸のソフトウェアライセンスを含む
410010-848*
EtherCATマスターボード (ボード単品出荷)
外部軸のソフトウェアライセンスを含む
410010-849*
外部軸のソフトウェアライセンスのみ
410002-863*
EtherCATマスターボード (ボード単品出荷)
ソフトウェアライセンス無し
410010-845*

(4) EtherCAT Slave 対応アンプ

使用できるアンプがあらかじめ決められています。"外部付加軸(EtherCAT)取扱説明書"の"ハードウェア接続構成"内にある"EtherCAT Slave対応アンプ"を参照してください。

(5) モータ

外部軸のモータです。ご使用されるEtherCAT Slave 対応アンプで動作するものをご使用ください。

(6) LANケーブル

EtherCAT通信用のケーブルです。

カテゴリ5以上でツイストペアのものをご使用ください。

結線方式は、ストレートとクロスのどちらも使用できます。

(7) MC8シリーズ制御ロボット (6軸ロボット)

お客様にて設計、製作していただくロボットです。

ロボット名が、Robot0とRobot1のどちらになるのかは、そのロボットに接続されているEtherCAT Slave 対応アンプに関係しています。

EtherCAT マスターボードに最初に接続されたEtherCAT Slave 対応アンプから順に、Robot0の1軸、Robot0の2軸と割り当てられます。

より詳しい内容については、"外部軸の各ロボットへの割当て"を参照してください。

なお、キネマティクス設定を使用する場合、有償のソフトウェアライセンスが必要です。

製品 品番
キネマティクス設定(組付·ライセンス) 410002-856*
キネマティクス設定(ライセンス) 410002-857*

キネマティクス設定に関しては、"MC8シリーズ(モーションコントローラ)取扱説明書"の"キネマティクス設定"を参照してください。

(8) MC8シリーズ制御ロボット (3軸ロボット)

(9) 外部付加軸 (6軸ロボット用)

付加軸を使用する場合、上図のように接続することで使用可能です。

使用可能な軸数は、ロボット1台あたり、以下の軸数です。

  • 最小 : 0軸
  • 最大 : 8からMC8シリーズ制御ロボットの軸数を引いた数

使用しない場合は、接続しないでください。

(10) 外部付加軸 (3軸ロボット用)

注意事項

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