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ConvertPosWork
機能
ポジション型データを別のワーク座標系へ座標変換して返します。
このコマンドはVer.1.10.*から有効です。
構文
ConvertPosWork(ポジション型データ, 変換前のワーク座標, 変換後のワーク座標)
指定項目
- ポジション型データ
- 座標変換を行う位置をポジション型データで指定します。
- 変換前のワーク座標
- 座標変換を行う前のワーク座標の各要素(X,Y,Z,RX,RY,RZ)をポジション型データで指定するか、またはワーク座標系番号を整数型データで指定します。
ポジション型データで指定する場合はFigは無視されます。
ワーク座標系番号で指定する場合は-1~7の値です。"-1"を指定すると、現在のワーク座標系番号を指定したことになります。 - 変換後のワーク座標
- 座標変換を行った後のワーク座標の各要素(X,Y,Z,RX,RY,RZ)をポジション型データで指定するか、またはワーク座標系番号を整数型データで指定します。
ポジション型データで指定する場合はFigは無視されます。
ワーク座標系番号で指定する場合は-1~7の値です。"-1"を指定すると、現在のワーク座標系番号を指定したことになります。
変換前のワーク座標および変換後のワーク座標をポジション型データで指定できるのは、Ver.1.11.*以降からです。
戻り値
座標変換を行った後の位置をポジション型データで返します。
解説
ポジション型データを別のワーク座標系へ座標変換して返します。
戻り値のFigの値は引数のFigの値が継承されます。
関連項目
ツール座標系(6軸、4軸)、ChangeTool、ChangeWork、Tool、Work、Base、CurTool、CurWork、ToolPos、WorkPos、ConvertPosTool、ConvertPosBase
注意事項
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用例
' P1をワーク1座標系からワーク2座標系へ座標変換します。
P2 = ConvertPosWork(P1, 1, 2)
' P1はP(100,100,50,0,0,0)で設定したワーク座標の値です。
' P2はP1をP(100,200,50,0,0,0)で設定した値に変換したものです。
P2 = ConvertPosWork(P1,P(100,100,50,0,0,0),P(100,200,50,0,0,0))
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