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ID : 164

ChangeTool

機能

現在のツール座標系を変更します。

構文

ChangeTool ツール座標系番号

指定項目

ツール座標系番号
ツール座標系番号(0~63)を整数型データで指定します。

解説

取得しているアームグループの現在のツール座標系番号を変更します。

このコマンドを実行するにはタスクがロボット軸の制御権を取得しなければなりません。

関連項目

ツール座標系(6軸4軸)、 ChangeWorkToolWorkCurToolCurWorkToolPosWorkPos

注意事項

  • Nextオプションで動作中に実行しても動作中の命令には影響しません。
  • このコマンドで変更した座標系番号は、コントローラの電源OFF時まで保持されます。電源ON時には元の座標系番号に戻ります。次回の電源ON時にも、同じ座標系番号にしたい場合は、ユーザパラメータの「14:TOOL・WORK復帰設定」を「1:有効」に設定します。
  • ティーチングペンダントでも、座標系番号が変更できます。詳細は、ティーチングペンダント操作ガイドの「動作モード選択画面の表示・変更」を参照してください。ティーチングペンダントで変更した座標系番号は、コントローラ電源OFF時にも保持されます。
  • コントローラ電源ON時のツール座標系番号を指定したい場合は、ユーザパラメータの「142:起動時TOOL番号」を設定します。ただし、ユーザパラメータの「14:TOOL・WORK復帰設定」が「1:有効」に設定してある場合は、前回コントローラ電源OFF時のツール座標系番号になります。

用例

'!TITLE "ツール座標系変更"
' 現在のツール座標系から指定したツール座標系に変更する
Sub Sample_ChangeTool

  Dim aaa As Position

  TakeArm Keep = 1

  aaa = P( 10, 5, 10, 0, 0, 0 )

  ' ツール座標系番号1に、ポジション型変数aaaを示すツール座標系を宣言
  Tool 1, aaa

  ' ツール座標系番号1のツール座標系に変更
  ChangeTool 1

End Sub

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