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ID : 165

ChangeWork

機能

現在のワーク座標系を変更します。

構文

ChangeWork ワーク座標系番号

指定項目

ワーク座標系番号
ワーク座標系番号(0~7)を整数型データで指定します。

解説

取得しているアームグループの現在のワーク座標系番号を変更します。

このコマンドを実行するにはタスクがロボット軸の制御権を取得しなければなりません。

注意事項

  • Nextオプションで動作中に実行しても動作中の命令には影響しません。
  • このコマンドで変更した座標系番号は、コントローラの電源OFF時まで保持されます。電源ON時には元の座標系番号に戻ります。次回の電源ON時にも、同じ座標系番号にしたい場合は、ユーザパラメータの「14:TOOL・WORK復帰設定」を「1:有効」に設定します。
  • ティーチングペンダントでも、座標系番号が変更できます。詳細は、ティーチングペンダント操作ガイドの「動作モード選択画面の表示・変更」を参照してください。ティーチングペンダントで変更した座標系番号は、コントローラ電源OFF時にも保持されます。
  • コントローラ電源ON時のワーク座標系番号を指定したい場合は、ユーザパラメータの「143:起動時WORK番号」を設定します。ただし、ユーザパラメータの「14:TOOL・WORK復帰設定」が「1:有効」に設定してある場合は、前回コントローラ電源OFF時のワーク座標系番号になります。

用例

'!TITLE "ユーザ座標系変更"
' ユーザ座標系を指定した座標系に変更する
Sub Sample_ChangeWork

  Dim aaa As Position

  aaa = P( 10, 10, 5, 0, 0, 0 )

  ' ユーザ座標系番号1に、ポジション型変数aaaで示されるユーザ座標系を宣言
  Work 1, aaa

  ' ユーザ座標系番号1のユーザ座標系に変更
  ChangeWork 1

End Sub

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