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ConvertPosTool
機能
ポジション型データを別のツール座標系へ座標変換して返します。
このコマンドはVer.1.10.*から有効です。
構文
ConvertPosTool(ポジション型データ, 変換前のツール座標, 変換後のツール座標)
指定項目
- ポジション型データ
- 座標変換を行う位置をポジション型データで指定します。
- 変換前のツール座標
- 座標変換を行う前のツール座標の各要素(X,Y,Z,RX,RY,RZ)をポジション型データで指定するか、またはツール座標系番号を整数型データで指定します。
ポジション型データで指定する場合はFigは無視されます。
ツール座標系番号で指定する場合は-1~63の値です。"-1"を指定すると、現在のツール座標系番号を指定したことになります。 - 変換後のツール座標
- 座標変換を行った後のツール座標の各要素(X,Y,Z,RX,RY,RZ)をポジション型データで指定するか、またはツール座標系番号を整数型データで指定します。
ポジション型データで指定する場合はFigは無視されます。
ツール座標系番号で指定する場合は-1~63の値です。"-1"を指定すると、現在のツール座標系番号を指定したことになります。
変換前のツール座標および変換後のツール座標をポジション型データで指定できるのは、Ver.1.11.*以降からです。
戻り値
座標変換を行った後の位置をポジション型データで返します。
解説
ポジション型データを別のツール座標系へ座標変換して返します。
戻り値のFigの値は引数のFigの値が継承されます。
関連項目
ツール座標系(6軸、4軸)、ChangeTool、ChangeWork、Tool、Work、Base、CurTool、CurWork、ToolPos、WorkPos、ConvertPosWork、ConvertPosBase
注意事項
-
用例
' P1をツール1座標系からツール2座標系へ座標変換します。
P2 = ConvertPosTool(P1, 1, 2)
' P1はP(10,10,100,0,0,90)で設定したツール座標の値です。
' P2はP1をP(20,10,100,0,0,90)で設定した値に変換したものです。
P2 = ConvertPosTool(P1,P(10,10,100,0,0,90),P(20,10,100,0,0,90))
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