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ID : 372

Comm.Output

機能

データ通信機能でデータを送信します。

構文

Comm.Output 回線番号, データ[, タイムアウト][, 送信データ数]

指定項目

回線番号
送信したい回線番号整数型データで指定します。
データ
送信したいデータを指定します。テキストデータの場合は文字列型データで指定します。バイナリデータの場合はバリアント型データで指定します。
タイムアウト
タイムアウト時間を整数型データで指定します。省略可能です。省略時は-1(=無限待ち)です。
送信データ数
送信するデータの数を整数型データで指定します。省略可能です。省略時は全て送信です。
送信データ数 送信データ形式
テキストデータ バイナリデータ
> 0 全て送信する 指定バイト数送信する
= 0 送信しない 送信しない
< 0、省略時 全て送信する

全て送信する

解説

  • データ通信機能でデータを送信します。
  • テキストモードの場合は、送信するテキストに、通信用のヘッダとデリミタ(テキストの区切り記号)が付けられます。ヘッダとデリミタは、あらかじめティーチングペンダントで設定しておきます。詳細は操作ガイドの「データ通信編集画面の表示・変更(Ethernet選択時)」を参照してください。
  • タイムアウトの指定値と意味は次のとおりです。タイムアウトしたときはエラーレベル1のエラーが発生します。"エラー処理ルーチン"参照
指定値 意味
>= 0 指定した時間待ちます。(単位 ms )
= -1 無限待ちします。
< -1、省略時 デフォルト値(パラメータ指定値)で待ちます。

注意事項

-

用例

'!TITLE "データ通信機能でデータの送信"
' 回線番号1でデータを送信
Sub Sample_CommOutput

  Dim aaa As Variant

  ' 要素数10のバイト型1次元配列をaaaに作成
  aaa = CreateArray( 10 )

  aaa( 0 ) = &ha2
  aaa( 1 ) = &hFF
  aaa( 2 ) = &h35
  aaa( 3 ) = &h3c
  aaa( 4 ) = &h7b
  aaa( 5 ) = &hFF
  aaa( 6 ) = &hFF
  aaa( 7 ) = &h45
  aaa( 8 ) = &h87
  aaa( 9 ) = &h99

  ' 回線番号1をオープン
  Comm.Open 1

  ' 回線番号1でaaaを送信
  Comm.Output 1, aaa

  ' 回線番号1をクローズ
  Comm.Close 1

End Sub

ID : 372

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