ID : 371
Comm.Close
機能
データ通信時に指定した回線をクローズします。
構文
Comm.Close 回線番号[, モード]
指定項目
- 回線番号
- クローズしたい回線番号を整数型データで指定します。"-1"を指定すると、オープンされている全ての回線をクローズ対象にします。
- モード
- どのタスクでオープンされた回線をクローズ対象とするかを、整数型データで指定します。省略可能です。省略時は"-1"になります。この項目はVer.1.7.*から使用可能です。
-
指定値 内容 0 自タスクでオープンされた回線のみをクローズ対象にします。 1 他のタスクでオープンされた回線もクローズ対象にします。
回線をクローズせずに終了したタスクがあったときに、オープンされたままの回線を他のタスクでクローズする場合に使用します。-1 回線番号が0より大きいとき "0"と同じ。自タスクでオープンされた回線のみをクローズ対象にします。 回線番号が-1のとき "1"と同じ。他のタスクでオープンされた回線もクローズ対象にします。
解説
データ通信時に指定した回線をクローズします。
関連項目
Comm.Open、 Comm.Output、 Comm.Input、 Comm.Clear、 Comm.Count、 Comm.State、 データ通信
注意事項
この命令はCPUに大きな負荷をかけます。繰り返し命令の中で頻繁に実行されないようにプログラムを組んでください。
用例
'!TITLE "デンソーロボットプログラム"
Sub Sample_CommClose
Comm.Close 1
End Sub
ID : 371