ID : 309
Area
機能
検知エリアの設定値を変更します。
構文
Area エリア番号, 中心, 大きさ, I/O番号, 格納変数番号[, エラー検知設定][,エリアオプション]
指定項目
- エリア番号
- エリア番号(0~31)を指定します。整数型データで指定します。
- 中心
- 検知エリアの中心点の位置と回転(傾き)を指定します。ポジション型データで指定します。
- 大きさ
- エリアの大きさ(Dx, Dy, Dz)をエリアの中心から角までのベクトル型データで指定します。
- I/O番号
- 検知時に信号出力するI/Oのポート番号を指定します。整数型データで指定します。I/O出力をしない場合は"-1"を指定します。存在しないポート番号や出力信号を出せないI/Oポート番号を指定することはできません。
- 格納変数番号
- 検知位置を格納するときのポジション型グローバル変数のインデックス番号を指定します。整数型データで指定します。検知位置を格納しない場合は"-1"を指定します。
- エラー検知設定
- 検知方法とエラー出力を指定します。整数型データで指定します。省略可能です。省略時は"0"です。詳細は機能ガイドの「エリア検出時エラー検出の設定」を参照してください。
- エリアオプション
- オプション機能を付加できます。詳細はエリアオプションを参照してください。
解説
検知エリアの設定値を変更します。
モータOFF状態でもエリアチェックされます。
関連項目
SetArea、 ResetArea、 AreaPos、 AreaSize、 GetAreaDetected、 ClearAreaDetected、 エリア機能
注意事項
- 現在有効であるエリアデータを変更しても反映され、変更されたデータでエリア検知がされます。
- エリアの検知 (チェック) が有効な状態で、ワーク座標を変更する場合、変更後のワーク座標がエリアの判定に反映されるまで、最大10msかかります。
確実にワーク座標変更後の座標値でエリアを検知したい場合は、ワーク座標を変更する前に、ロボットを、エリアに干渉しない状態にし (例 : ロボットを停止させる)、ワーク座標を変更後、十分な時間待った後に、ロボットを再稼働してください。
用例
'!TITLE "検知エリアの宣言"
' エリア番号2を検知対象に宣言
Sub Sample_Area
' エリア番号2にP[50],V[10]で規定されるエリアを定義
Area 2, P[50], V[10], 24, 55
' エリア番号2のエリアチェックを有効
SetArea 2
' エリア番号2のエリアチェックを無効
ResetArea 2
End Sub
ID : 309