ID : 4870
概要
ロボットの構成
付加軸ロボットは以下の点が、標準ロボットセットと異なります。
- ロボットコントローラは、使用する付加軸モータに対応するドライバボードを搭載したものを使用
- ロボットコントローラと付加軸モータ間は、付加軸モータケーブル、付加軸モータ変換ケーブル、付加軸エンコーダケーブルおよびエンコーダバックアップ電池(すべてオプション)を使用して接続
- 付加軸用モータは、バスラインエンコーダ付きのモータ(オプション)から6軸ロボットは最大2個、4軸ロボットは最大4個を選択使用
UL仕様以外
図が見にくい場合はこちらをご覧ください。(PDF:214KB)
UL仕様
図が見にくい場合はこちらをご覧ください。(PDF:212KB)
付加軸機能
ロボットとは別の軸(付加軸)を、ロボットコントローラ(RC8シリーズ)の統一されたインタフェースで制御する機能です。
付加軸パラメータの設定機能
付加軸を使う場合、付加軸の動作条件(速度、加速度、可動範囲など)を設定する「軌道パラメータの設定」と、付加軸サーボ系のゲインなどを設定する「サーボパラメータの設定」の2項目を設定する必要があります。
付加軸のゲイン調整機能
付加軸のゲイン調整には、オートゲインチューニングと、マニュアルゲインチューニングの2種類があります。
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オートゲインチューニング
コントローラ内部にてあらかじめ決められたパターンで加減速動作し、その時の動作から、負荷イナーシャを推定し、それに応じた適切なゲインを自動的に設定します。付加軸モータのゲイン調整が容易に行なえます。 -
マニュアルゲインチューニング
「サーボログ」にて、モータの速度指令値、速度、偏差、トルク指令値をモニタし、最良な動きになるように、ゲインやフィルタのパラメータを調整します。
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