ID : 5518
SwapByteArray
機能
バイト型の一次元配列の指定したバイト数の要素の並びを替えます。
このコマンドはVer.1.6.*から有効です。
構文
SwapByteArray(変数,データサイズ,データ個数 [,並べ替え開始要素番号 ])
指定項目
- 変数
- 値を並び替える変数を、内部処理形式がバイト型の一次元配列であるバリアント型データで指定します。
- データサイズ
- 並び替えるデータのバイト数を整数型データで指定します。
- データ個数
- データの個数を整数型データで指定します。
- 並べ替え開始要素番号
- 並び替えをし始める要素番号を、整数型データで指定します。省略可能で、省略した場合は0が指定されます。
戻り値
実際に並び替えたデータのバイト数を返します。
解説
データサイズで指定したバイト数分の要素の並び方を逆転させます。データのエンディアンを変更する場合などに使用します。
次の例は変数の値を、データサイズ=4、データ個数=3、並べ替え開始要素番号=4を指定して、SwapByteArrayを実行した場合の処理内容です。
注意事項
-
用例
'!TITLE "エンディアンの変更"
'I[0]、I[1]の変数をエンディアン変更したバイナリデータを送信する
#include <Variant.h>
Sub Main
Dim varData as Variant
Dim Index as integer
varData = CreateArray( LenB(I0) + LenB(I1) )
Index = 0
Index = Index + WriteByteArray(I0, varData, Index)
Index = Index + WriteByteArray(I1, varData, Index)
'I型変数を2個分入替え
SwapByteArray varData, LenB(I0), 2
Comm.Open 1
Comm.Output 1, varData
Comm.Close 1
End Sub
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