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協調機能時のバーチャルフェンス設定方法

協調機能とバーチャルフェンスを併用する場合は以下のように設定してください。

協調機能とバーチャルフェンスを併用するには、ロボットコントローラのソフトウェアバージョンが2.2.*以上である必要があります。

手順

バーチャルフェンス機能の設定を行ってから、協調機能の設定を行います。

設備モデルは、協調のマスタコントローラで作成したモデルをスレーブコントローラでも使用します。

(1)協調のスレーブコントローラにペンダント装着

協調のスレーブコントローラの電源をOFFします。
ティーチングペンダントを装着後、協調のスレーブコントローラの電源をONします。エラーが出た場合は、解除してください。

(2)バーチャルフェンスライセンスの登録

協調のマスタコントローラにバーチャルフェンスライセンスを登録します。協調のスレーブコントローラへの登録は不要です。

入力操作については、ティーチングペンダント操作ガイドの「機能拡張画面の表示、追加/削除」を参照してください。

すでにライセンスが登録されている場合、この操作は必要ありません。

(3)協調のマスタコントローラの監視モデル作成および監視設定

協調のマスタコントローラでバーチャルフェンスの監視モデルの作成を行います。

詳しい監視モデルの作成方法は「監視モデルの作成」を、監視の設定は「監視の設定」を参照してください。

(4)協調のスレーブコントローラの監視モデル作成

協調のスレーブコントローラでバーチャルフェンスの監視モデルの作成を行います。

詳しい監視モデルの作成方法は「監視モデルの作成」を参照してください。

(5)各コントローラで協調機能の設定

協調機能の詳しい設定方法は協調機能ガイドの「セットアップ手順」を参照してください。

(6)協調のスレーブコントローラの監視設定

協調のマスタコントローラで、協調のスレーブコントローラの監視の設定を行います。
以下の手順で行います。

1

画面上部の「ロボット選択ボタン」を押すと、下図のような「ロボット選択」画面が開きますので、[R1](協調のスレーブコントローラ)を選択し、[OK]を押します。


2

画像上部の[R1]がオレンジ色になっていることを確認し、「監視の設定」の手順で設定を行います。

設備モデルは、協調のマスタコントローラで作成したモデルをスレーブコントローラでも使用します。

(7)協調のスレーブコントローラにダミーコネクタ装着

協調のマスタ/スレーブコントローラの電源をOFFします。
スレーブコントローラに装着してあるペンダントをはずし、ダミーコネクタを装着後、協調のマスタ/スレーブコントローラの電源を同時にONします。起動後、バーチャルフェンス機能と協調機能が有効になります。

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