ID : 450
データ型
PacScriptで扱うことのできるデータ型は次のものがあります。
数値のデータ
位置のデータ
- ポジション型
- ロボットの教示位置を表現するデータ型です。3次元空間の座標と各座標軸の回転角、ロボットの形態を表すFIG要素で表現されます。要素数は7つです。
- ジョイント型
- ロボットの教示位置を表現するデータ型です。ロボットの各軸の角度を要素とします。要素数は8つで軸番号が各要素です。4軸ロボットなどでもジョイント型のデータは必ず8要素で使用します。
- 同次変換型
- ロボットの教示位置を表現するデータ型です。3次元空間の座標と回転角、ロボットの形態を表すFIG要素で表現されます。回転角はオリエントベクトルの各座標軸要素とアプローチベクトルの各座標軸要素で表現します。要素数は10です。
- ベクトル型
- 3次元空間ベクトルを表現するデータ型です。要素数は(X, Y, Z)の3です。
文字列のデータ
- 文字列型
- 文字列のデータです。
その他のデータ
- I/O型
- ON/OFFを表すデータです。入出力インタフェースのI/Oポートと関連付けて使用します。
- バリアント(Variant)型
- バリアント型は直接のデータ型を特定しないデータ型です。データの型があらかじめ決まらないデータを格納するデータとして宣言します。データ型が定まらないので扱いには注意が必要です。
ID : 450