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データ型

PacScriptで扱うことのできるデータ型は次のものがあります。

数値のデータ

整数型
-2147483648~+2147483647 の整数です。4バイトのデータです。
単精度実数型
有効桁精度7桁の単精度実数です。
倍精度実数型
有効桁精度15桁の単精度実数です。

位置のデータ

ポジション型
ロボットの教示位置を表現するデータ型です。3次元空間の座標と各座標軸の回転角、ロボットの形態を表すFIG要素で表現されます。要素数は7つです。
ジョイント型
ロボットの教示位置を表現するデータ型です。ロボットの各軸の角度を要素とします。要素数は8つで軸番号が各要素です。4軸ロボットなどでもジョイント型のデータは必ず8要素で使用します。
同次変換型
ロボットの教示位置を表現するデータ型です。3次元空間の座標と回転角、ロボットの形態を表すFIG要素で表現されます。回転角はオリエントベクトルの各座標軸要素とアプローチベクトルの各座標軸要素で表現します。要素数は10です。
ベクトル型
3次元空間ベクトルを表現するデータ型です。要素数は(X, Y, Z)の3です。

文字列のデータ

文字列型
文字列のデータです。

その他のデータ

I/O型
ON/OFFを表すデータです。入出力インタフェースのI/Oポートと関連付けて使用します。
バリアント(Variant)型
バリアント型は直接のデータ型を特定しないデータ型です。データの型があらかじめ決まらないデータを格納するデータとして宣言します。データ型が定まらないので扱いには注意が必要です。

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