<< 前へ        次へ >>

ID : 459

I/O型

I/O型のデータはI/Oポートの状態(ONまたはOFF)を値として持ちます。

I/O型変数を書き換えることでI/Oの状態を変更します。出力I/Oは読み書きが可能ですが、入力I/Oは参照のみ可能です。

I/O型データのデータ型

I/O型のデータはデータ型によって次の型のデータとして取り扱うことができます。

Bit

符号なしの1ビットのデータです。

値の範囲: 0 ~ 1

Byte

符号なしの8ビットのデータです。

値の範囲: 0 ~ 255

最上位ビットポート番号:開始ポートアドレス + 7

Word

符号なしの16ビットのデータです。

値の範囲: 0 ~ 65535

最上位ビットポート番号:開始ポートアドレス + 15

Short

符号ありの16ビットのデータです。

値の範囲: -32768 ~ 32767

最上位ビットポート番号:開始ポートアドレス + 15

Integer

符号ありの32ビットのデータです。

値の範囲: -2147483648 ~ 2147483647

最上位ビットポート番号:開始ポートアドレス + 31

Single

32ビットの単精度実数型のデータです。

表現方法は、IEEE 754形式です。

値の範囲: -3.4E+38~3.4E+38

符号部ポート番号:開始ポートアドレス + 31

指数部ポート番号:開始ポートアドレス + 30~開始ポートアドレス + 23

仮数部ポート番号:開始ポートアドレス + 22~開始ポートアドレス

I/O型のグローバル変数

I/O型のグローバル変数は接続されたI/OポートすべてがあらかじめBit型として登録されており、改めて宣言することなくすべてのタスクからアクセス可能です。I/O型グローバル変数のIndex番号がポート番号です。

I/O型のローカル変数

I/O型のローカル変数はDefIOステートメントを使用して宣言します。宣言時にデータ型と対応するI/Oポートを指定します。

関連項目

I/O型変数を配列で宣言する

ID : 459

<< 前へ        次へ >>

このページに関連する情報
I/O型データの自動変換