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I/O型
I/O型のデータはI/Oポートの状態(ONまたはOFF)を値として持ちます。
I/O型変数を書き換えることでI/Oの状態を変更します。出力I/Oは読み書きが可能ですが、入力I/Oは参照のみ可能です。
I/O型データのデータ型
I/O型のデータはデータ型によって次の型のデータとして取り扱うことができます。
Bit
符号なしの1ビットのデータです。
値の範囲: 0 ~ 1
Byte
符号なしの8ビットのデータです。
値の範囲: 0 ~ 255
最上位ビットポート番号:開始ポートアドレス + 7
Word
符号なしの16ビットのデータです。
値の範囲: 0 ~ 65535
最上位ビットポート番号:開始ポートアドレス + 15
Short
符号ありの16ビットのデータです。
値の範囲: -32768 ~ 32767
最上位ビットポート番号:開始ポートアドレス + 15
Integer
符号ありの32ビットのデータです。
値の範囲: -2147483648 ~ 2147483647
最上位ビットポート番号:開始ポートアドレス + 31
Single
32ビットの単精度実数型のデータです。
表現方法は、IEEE 754形式です。
値の範囲: -3.4E+38~3.4E+38
符号部ポート番号:開始ポートアドレス + 31
指数部ポート番号:開始ポートアドレス + 30~開始ポートアドレス + 23
仮数部ポート番号:開始ポートアドレス + 22~開始ポートアドレス
I/O型のグローバル変数
I/O型のグローバル変数は接続されたI/OポートすべてがあらかじめBit型として登録されており、改めて宣言することなくすべてのタスクからアクセス可能です。I/O型グローバル変数のIndex番号がポート番号です。
I/O型のローカル変数
I/O型のローカル変数はDefIOステートメントを使用して宣言します。宣言時にデータ型と対応するI/Oポートを指定します。
関連項目
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- I/O型データの自動変換