ID : 579
グローバル変数
グローバル変数とはプロジェクトが持つ変数でプロジェクト内のどのタスクからも共通して参照、書き換えができる変数です。
グローバル変数のデータ型、個数、宣言
グローバル変数はあらかじめ確保されているので、プログラム内で作成(宣言)する必要はありません。
データ型は以下の型があらかじめ用意されています。
個数はデータ型ごとに設定できます。変数の設定画面にて変更してください。"変数使用数の表示・設定"参照
- I型 (整数型)
- F型 (単精度実数型)
- D型 (倍精度実数型)
- S型 (文字列型)
- P型 (ポジション型)
- J型 (ジョイント型)
- T型 (同次変換型)
- V型 (ベクトル型)
- I/O型 (I/O型)
データの保存
グローバル変数はコントローラ電源を切っても値が保持されます。
グローバル変数へのアクセス
グローバル変数の値はプロジェクト内の全てのタスク、デバイス、TP画面操作で書き換えることが可能です。
オペレータレベルでログインした場合、TPの変数編集画面での値の変更はできません。
PacScriptでのグローバル変数へのアクセスは以下のように記述します。グローバル変数番号を指定する場合は"[ ]"で囲みます。"[ ]"の中には値でも数式でも指定できます。値の場合は"[ ]"は省略可能です。
以下の記述例はいずれも"F[25]"を示します。
F25
F0025
F[25]
F[5*5]
I3=5 F[5*I3]
ID : 579