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汎用出力ポートを利用した状態出力
汎用出力ポートを利用して、下表のように、ロボットの状態を出力することができます。
設定方法については操作ガイドの「I/Oパラメータの表示・変更」を参照してください。
出力信号 | 機能 |
---|---|
停止処理実行中出力 | 非常停止やSTOPボタンなどにより、全プログラムに対して停止を実行した場合、一定時間(停止処理実行中)次の起動をかけることができません。この間、信号がONします。 |
ロボットコントローラ立ち上げ完了出力 | コントローラの立ち上げ完了時点でONになります。 ロボット初期化完了信号と異なり、エラーが発生してもOFFしません。 |
ロボット動作中出力(指令値) | コントローラから"ロボットを動作させる指令"が出ている場合、信号がONになります。 |
ロボット動作中出力(エンコーダ値) | エンコーダから返ってくる信号が、"ロボットが動作中である"ことを示す時(実際のロボットが動作中である時)に、ONします。 |
バッテリ交換時期出力 | エンコーダバッテリ点検日を過ぎている場合に、ONします。 エンコーダバッテリ点検日は、ティーチングペンダントの[F6 設定] - [F7 日付とメンテナンス]-[F3 エンコーダバッテリ]で設定されている日付です。 |
モータOFF実行中出力 | モータOFFする操作後、実際にモータがOFFするまでの一定時間(モータOFF実行中)は、モータONすることができません。この間、この信号がONします。 |
32bitエラー番号出力 | 8桁の16進数の数値で表示されているエラー番号を、32桁の2進数に変換し出力します。 指定したポートを含め32点使用します。 "1"がON、"0"がOFFです。 専用出力の「エラー番号出力」は、RC7Mのエラーコードに変換されて出力されますが、この機能ではRC8シリーズのエラーコードがそのまま出力されます。 |
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