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I/Oパラメータの表示・変更

操作経路:[F4 I/O] - [F6 補助機能] - [F5 I/Oパラメータ]

I/Oパラメータの設定値を表示・変更します。

[F5 I/Oパラメータ]を押すと、次のような[I/Oパラメータ]ウィンドウが表示されます。

各項目詳細
[パリティビット] I/Oコマンド領域のパリティを有効・無効設定をします。
[汎用出力専用化設定] コンティニュスタート許可信号を使用する際は、"1"に設定します。
[フィールドネットワークタイムアウト] フィールドネットワークのタイムアウト時間を設定します。
[I/O電源モード] Mini I/O・Hand I/O・Motion I/O電源の内部・外部の切り替えをします。
[停止処理実行中出力IONo]

非常停止やSTOPボタンなど、全プログラムに対して停止を実行した場合、一定時間(停止処理実行中)次の起動をかけることができません。
エラー「83501011 プログラム停止処理中は実行できません。」が発生します。
停止処理実行中である場合にONになるI/O番号を指定します。
指定I/O番号は汎用出力にしてください。出力しない場合は"-1"にしてください。

[Command-Slave起動]
(Ver.2.5.*以降)

Command-Slave機能を使用する際には、Command-Slaveのライセンスを追加し、"2"に設定してください。

[DETECT機能デジタルフィルタ設定] DETECT機能の時は、I/Oの高速検知を行なう高速デジタルフィルタが自動的に働きます。「1:標準」にすると、通常のI/Oと同じ速度で検知します。通常この機能は、「0:高速」の状態でお使いください。
[ロボットコントローラ立ち上げ完了IONo]

コントローラの立ち上げ完了時点でONになるI/O番号を指定します。
ロボット初期化完了信号との違いは、エラーが発生していてもOFFしません。
指定I/O番号は汎用出力にしてください。出力しない場合は"-1"にしてください。

[MiniI/O 全汎用]

MiniI/O専用割付モードで、MiniI/Oの専用入出力を無くして、全て汎用として使用する場合に設定します。
"1"(有効)に設定した場合、 専用入力"0~7"が汎用入力 専用出力、"17~23"が汎用出力になります。

TPレス時、外部モード出力のイネーブル連動
(Ver.1.9.*以降)
ペンダントレスの場合に、外部モード出力が自動イネーブルのON、OFFに連動してON、OFFします。
[ロボット動作中出力IONo(指令値)]

コントローラから"ロボットを動作させる指令"が出ている場合、ONになるI/O番号を指定します。
利用できるI/O番号は、汎用出力の番号です。
出力が必要ない場合は、"-1"を入力してください。

[ロボット動作中出力IONo(エンコーダ値)]

エンコーダから返ってくる信号が、"ロボットが動作中である"ことを示す時(つまり実際のロボットが動作中である時)に、ONになるI/O番号を指定します。
利用できるI/O番号は、汎用出力の番号です。
出力が必要ない場合は、"-1"を入力してください。

[IOエンディアン切替え] DefIOで宣言するデータのビッグエンディアンとリトルエンディアンを切替えます。
[バッテリ交換時期出力IONo] エンコーダバッテリ点検日を過ぎている場合にONになるI/O番号を指定します。
指定I/O番号は汎用出力にしてください。出力しない場合は"-1"にしてください。
エンコーダバッテリ点検日は、ティーチングペンダントの[F6 設定] - [F7 日付とメンテナンス]-[F3 エンコーダバッテリ]で設定されている日付です。
[モータOFF実行中出力IONo] モータOFF実行中である場合にONになるI/O番号を指定します。
モータOFF実行中はモータONすることができません。この信号で確認ください。(例:手動モードから自動モードへの切り替え)
指定I/O番号は汎用出力にしてください。出力しない場合は"-1"にしてください。
[32bitエラー番号出力IONo] 32ビットのエラーコードを出力するI/O番号を指定します。指定したI/O番号を先頭として汎用出力32点を使用します。 出力しない場合は"-1"にしてください。
[Command-Slaveポーリング周期 [ms]]
(Ver.2.5.*以降)
Command-Slave用のI/O領域を確認する周期です。短くすると応答が速くなります。
[フィールドネットワークキャッシュ有効]
(Ver.1.8.*以降)
フィールドネットワークキャッシュの有効・無効設定をします。使用しない場合には"0"を指定してください。
[フィールドネットワークキャッシュ有効時間 [ms]]
(Ver.1.8.*以降)
フィールドネットワークキャッシュの有効時に、キャッシュの有効時間を設定します。
使用可能なファンクションキー
[F1 前ページ] 現在表示されているI/Oパラメータリストの直前のページが表示されます。
[F2 次ページ] 現在表示されているI/Oパラメータリストの直後のページが表示されます。
[F3 番号選択] テンキーが表示されますので、テンキーを使用してパラメータの番号を入力し、[OK]を押すと、目的のパラメータが表示されます。
[F5 編集]

変更したい使用条件項目を選択し、[編集]を押すと、テンキーまたは入力画面が表示されます。
テンキーが表示される項目は、値を入力し、テンキー上の[OK]を押すと、値が変更されます。
入力画面が表示される項目は、項目を選択し、入力画面上の[OK]を押すと、内容が変更されます。
変更した値および内容は、[I/Oパラメータ]ウィンドウの[OK]を押すことで確定されます。

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