<< 前へ        次へ >>

ID : 5521

CreateMultiArray

機能

バリアント型の配列を任意の内部処理形式で作ります。三次元までの配列を作成できます。

このコマンドはVer.1.6.*から有効です。

構文

CreateMultiArray(内部処理形式,一次元配列要素数 [,二次元配列要素数 [,三次元配列要素数 ]])

指定項目

内部処理形式
作成する配列の内部処理形式を整数型データで指定します。各内部処理形式に対する値はVariant.hを参照してください。
一次元配列要素数
配列の一次元目の要素数を整数型データで指定します。
二次元配列要素数
配列の二次元目の要素数を整数型データで指定します。省略可能です。省略した場合一次元配列となります。
三次元配列個要素数
配列の三次元目の要素数を整数型データで指定します。省略可能です。省略した場合二次元配列となります。

戻り値

作成したバリアント型の配列を返します。

解説

バリアント型の配列を任意の内部処理形式で作ります。三次元までの配列を作成できます。

一次元配列要素数をn個としたときには配列のIndex番号は0～ｎ-1 です。二次元配列要素数、三次元配列要素数の場合も同様です。

内部処理形式にVariant.hで定義されている定数を使用する場合は、Variant.hを#includeで読み込むようにしてください。

関連項目

CreateArray、Variant.hの定義内容

注意事項

Variant.hで定義している内部処理形式には、CreateMultiArrayに使用できないものあります。使用できないものはCreateMultiArray実行時にエラーが発生します。

用例

'!TITLE "2次元以上の配列の作成"
'2次元の配列を作成し値を代入する

#include <Variant.h>

Sub Main
	Dim var As Variant

	var = CreateMultiArray(VT_R4, 2, 3) 
	var(0, 0) = POSX( P[0] )
	var(0, 1) = POSY( P[0] )
	var(0, 2) = POSZ( P[0] )
	var(1, 0) = POSRX( P[0] )
	var(1, 1) = POSRY( P[0] )
	var(1, 2) = POSRZ( P[0] )

End Sub

ID : 5521

<< 前へ        次へ >>