ID : 2477
監視無効入力
機能
監視無効入力をON(短絡)にすることにより、外部機器からSLP機能、RSM機能、RPM機能を無効にします。(2系統)
この入力はSLP機能、RSM機能、RPM機能を一時的に無効にし、これらのエラー発生状態から復帰する際に使用します。
監視無効入力を使用する場合はセーフティパラメータの「15:監視無効入力設定」が「1:有効」になっている必要があります。
パラメータの変更はWINCAPSIIIでのみ可能です。有効になっていない場合は、WINCAPSIIIでプロジェクトを吸上げてパラメータを変更し、保存します。保存したプロジェクトをRC8Aセーフティパラメータツールでコントローラ側に送信し、コントローラを再起動してください。
端子番号
信号名 | 端子番号 |
---|---|
監視無効入力(系統1) | Motion I/O InputのNo.13、47 |
監視無効入力(系統2) | Motion I/O InputのNo.29、63 |
入力条件と動作
ON(短絡)でSLP機能、RSM機能、RPM機能を無効にします。手動モード時に有効です。
- 監視無効入力の2経路の状態が約0.5秒以上異なる場合は、何らかの異常があったと判断し、エラーが発生しモータ電源が切れます。
- 2つの監視無効入力は別々の接点で制御してください。1つの接点での2回路並列接続や1回路常時短絡は、外部回路異常と判断し動作できません。
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