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ID : 2016

コマンド

協調機能専用コマンド

協調機能に使用する専用コマンドには、下記のものがあります。

SyncMove 協調動作オプション
SyncTime 同期動作
Base ベース座標指定
SetHandIO スレーブロボットのHand I/O設定
GetHandIO スレーブロボットのHand I/O状態取得
StartServoLog サーボログの記録を開始します。
ClearServoLog サーボログを初期化します。
StopServoLog サーボログの記録を停止します。
#Pragma Optimize("DefaultRobot") デフォルトロボットの変更

汎用のコマンド

単独ロボット使用時と使用方法が異なるコマンドには下記のものがあります。

ロボットを指定して使用するコマンド

[Robot*.]を付けて、ロボットを指定して使用するコマンドには下記のものがあります (*2)。コマンドの仕様については、単独ロボットに使用する場合と同じです。

A Accel, AddPathPoint, Approach, ArchMove, Area, AreaPos, AreaSize, Arrive
C ChangeTool, ChangeWork, ClearAreaDetected, ClearLog, ClrPathPoint, CollisionDetection, CPMode, CrtMotionAllow, CurAcc, CurCPMode, CurDec, CurExJ, CurFig, CurJnt, CurLmt, CurPathPoint, CurPayload, CurPos, CurSpd, CurSpeedMode, CurTool, CurTrn, CurWork
D Decel, Depart, DestJnt, DestPos, DestTrn, Dev, DevH, Dps, Draw, Drive, DriveA
E EncMotionAllow, EncMotionAllowJnt, Eralw, ExclusiveControlStatus(*1)
G GetAreaDetected, GetCollisionStatus, GetPathPoint, GetPathPointCount, GetSrvData, GetSrvJntData, GiveArm, GrvCtrl, GrvOffset
H HighPathAccuracy
J J2P, J2T, JAccel, JDecel
L LoadPathPoint
M MotionComplete, MotionSkip, MotionTimeout, Move, Move C, Move S, Mps
O OutRange
P P2J, P2T, Payload, Posclr
R ResetArea, RobInfo, Rotate, RotateH, Rpm
S SetArea, SetCollisionDetection, SingularAvoid, Speed, SpeedMode, SrvUnLock, StartLog, StopLog
T T2J, T2P, TakeArm, TakeArmState, TInv, TMul, TNorm, Tool, ToolPos, (*3)
W WaitMotion , Work, WorkAttribute, WorkPos
Z ZForce

*1 : 協調機能を使用していて、ロボットコントローラのソフトウェアバージョンが2.5.*以上である場合に使用可能。

*2 : デュアルアーム制御機能を使用する場合も、上記コマンドには、[Robot*.]を付ける必要があります。

*3 : デュアルアーム制御機能を使用するうえで協調機能は使用しない場合、[Robot*.]を付ける必要があるコマンドとして、コンベアトラッキング関係のコマンド(下記"協調機能では使用できないコマンド"の表を参照)が追加されます(ロボットコントローラのソフトウェアバージョンが2.7.*より古い場合は追加されません)。

協調機能では使用できないコマンド

下記コマンドは、協調機能では使用できません。

力制御関係

(ロボットコントローラどうしの通信方法にEtherCATを使用し、ロボットコントローラのソフトウェアバージョンが、2.5.*以上であれば使用可能)

CurForceSensorPayLoad
ForceCtrl
ForceParam
ForceSensor
ForceSensorPayLoad
ForceValue
ForceWaitCondition
コンベアトラッキング関係 (*1) TrackApproach
TrackArrivalTime
TrackBufferDelete
TrackBufferIndexes
TrackBufferRead
TrackConveyorSpd
TrackCount
TrackCurPos
TrackDepart
TrackEncoder
TrackInitialize
TrackInRange
TrackMinimumIntervalLength
TrackMove
TrackOffsetMargin
TrackSetSensor
TrackSetVision
TrackStandByPos
TrackStart
TrackStartArea
TrackStop
TrackTargetOffset
TrackTargetPos
TrackTargetRelease

*1 : デュアルアーム制御機能を使用するうえで協調機能は使用しない場合、使用可能となります(ロボットコントローラのソフトウェアバージョンが2.7.*より古い場合は使用できません)。使用する際は、[Robot*.]を付ける必要があります。

全ロボットを対象にするコマンド

下記コマンドは、全ロボットを対象にします。

ClrErr 全ロボットに対して実行
ExtSpeed 全ロボット外部速度一括設定
Motor 全ロボット一括モータON、OFF
Pallet.CalcPos ロボット番号の引数追加
Pallet.CalcPosTurning
SysState 下表参照

SysSateの仕様

SysSateは、下記のように、単独ロボット使用時とは一部仕様が異なります。

状態 Bit 対象
ロボット運転中(プログラム動作中) 0 マスタ
ロボット異常 1 マスタ OR スレイブ
サーボOn中 2 マスタ OR スレイブ
ロボット初期化完了(I/O 標準、MiniIO専用モード選択時)/ ロボット電源入り完了(I/O 互換モード選択時) 3 マスタ AND スレイブ
自動モード 4 マスタ
自動モードで起動権がティーチングペンダント以外にある場合 5 マスタ
バッテリ切れ警告 6 マスタ OR スレイブ
ロボット警告 7 マスタ OR スレイブ
コンティニュスタート許可 8 マスタ
予約 9  
非常停止状態 10 マスタ
自動運転イネーブル 11 マスタ
防護停止 12 マスタ
停止処理中 13 マスタ
予約 14  
予約 15  
プログラムスタートリセット 16 マスタ
Cal完了 17 マスタ AND スレイブ
手動モードまたはティーチチェックモード 18 マスタ
1サイクル完了 19 マスタ
ロボット動作中(指令値レベル) 20 マスタ OR スレイブ
ロボット動作中(エンコーダレベル) 21 マスタ OR スレイブ
予約 22  
予約 23  
コマンド処理完了 24 マスタ
予約 25  
予約 26  
予約 27  
予約 28  
予約 29  
予約 30  
予約 31  

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