ID : 5942
#Pragma Optimize( "DefaultRobot" )
機能
プログラム内で、[Robot*.]を省略した場合、選択されるロボットを設定します。
このコマンドはVer.1.9.*から有効です。
構文
#Pragma Optimize("DefaultRobot", ロボット番号)
指定項目
- ロボット番号
- ロボット番号を整数型データで指定します。範囲は"0"(Robot0)または"1"(Robot1)です。
解説
プログラム内で、[Robot*.]を省略した場合に選択されるロボット(デフォルトロボット)はRobot0になっていますが、このコマンドで変更することができます。
関連事項
-
注意事項
- デフォルトロボットを変更した場合は、記述した以降のデフォルトロボットがすべて変更されるため注意してください。Call文、include文で呼び出した場合は特に注意してください。
- "DefaultRobot"の綴り誤りに注意してください。誤った文字列を指定した場合は、#Pragma Optimize文はエラーとしては扱わず、その行がないものとして無視します。その結果、デフォルトロボットは変更されずに元のままになります。
- "Robot*."を省略すると、コンパイル時にワーニングが出ます。何度も出て操作しにくい場合は、プログラムパラメータの「308[協調]Robot番号省力時コンパイラ出力」でワーニングが出ないよう設定を変更することもできます。
用例
#Pragma Optimize ("DefaultRobot", 1)
Sub Main
TakeArm 'Robot1.TakeArmと同等
Move p,j0 'Robot1.Move p,j0と同等
End sub
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