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ID : 145

Kill

機能

指定したタスクを強制終了します。

構文

Kill タスク[, 同期フラグ]

指定項目

タスク
タスクを指定します。タスクの指定方法を参照。
同期フラグ
処理を同期的に行うかどうかを整数型データで指定します。下表の0、1、-1を指定します。
省略可能です。省略時は0が指定されます。
フラグ 内容

0(またはOffFalse

非同期処理(指定タスクの終了を待たずに次の処理を行います。)
1(またはOn)、 -1(またはTrue) 同期処理(指定タスクの終了を待ち次の処理を行います。)

解説

タスクで指定したタスクを強制終了し、停止状態にします。

一時停止状態、ステップ停止状態のタスクも停止状態にします。

注意事項

  • 自タスクを強制終了することはできません。指定するとエラーが発生します。自タスクを強制終了するには、Haltを使用します。
  • 指定したタスクが停止状態のときは何もしません。
  • Kill実行後、タスクが停止するまで時間がかかる場合があります。Kill直後のRunはタスクが停止したことを確認した後に実行してください。
  • 操作盤タスクは指定できません。
  • 該当するタスクが見つからない場合は、実行時に「81500029:ファイルが見つかりません」のエラーになります。

用例

'!TITLE "タスクの強制終了"
' 並列起動している別プログラムを強制終了
Sub Sample_Kill

  Dim aaa As Integer

  ' 別プログラムを並列起動
  Run Kill_Sample2

  For aaa = 0 To 50

    ' 呼び出し元の処理として0~50カウントアップを表示
    PrintDbg "Call Sample_Kill " & aaa

  Next

  ' 並列起動しているプログラムの強制終了
  Kill Kill_Sample2

End Sub

ID : 145

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