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ID : 5282

KillByName

機能

指定したタスクを強制終了します。Killコマンドと異なり、タスク名に式を使用することができます。

構文

KillByName タスク名[, 同期フラグ]

指定項目

タスク名 
タスク名を文字列型データで指定します。タスク名の指定方法を参照。
同期フラグ
処理を同期的に行うかどうかを整数型データで指定します。下表の0、1、-1を指定します。
省略可能です。省略時は0が指定されます。
フラグ 内容

0(またはOffFalse

非同期処理(指定タスクの終了を待たずに次の処理を行います。)
1(またはOn)、 -1(またはTrue) 同期処理(指定タスクの終了を待ち次の処理を行います。)

解説

プログラム実行時にタスク名として指定した式を評価してタスク名を動的に作り出してKillします。名前が連番になっているタスクをまとめてKillする場合に便利です。

書式が異なるだけで、その他のふるまいはKillと同じです。

関連項目

Kill、その他はKillと同じ。

注意事項

  • Killを参照してください。
  • 該当するタスクが見つからない場合は、実行時に「81500029:ファイルが見つかりません」のエラーになります。

用例

下記の例ではPro2~Pro10の9つのタスクをKillします。

'!TITLE "式を使ったタスクの強制終了"
'Pro1.pcs
Sub Main 
	TakeArm Keep = 0
	Dim n As Integer
	'タスク名Pro2~Pro10を式を使って作成し強制終了する
	For n = 2 To 10
		KillByName "Pro" & n
	Next 
	
End Sub

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