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ID : 5567

TrackTargetRelease

機能

トラッキング対象ワークのデータを削除、もしくはトラッキングバッファに戻します。

このコマンドはVer.1.6.*から有効です。

構文

TrackTargetRelease コンベア番号 [, データ処理 [, ユーザデータ ]]

指定項目

コンベア番号

使用するコンベア番号(1~16)を整数型データで指定します。
(Ver.1.11.*以前はコンベア1、コンベア2のみ指定可能です。)

データ処理

整数型データで指定します。True("0"以外)とFalse("0")が指定可能です。
省略可能です。省略した場合はTrue("0"以外)を指定したことになります。

設定値 内容
True トラッキング対象ワークに設定したデータをトラッキングバッファから削除します。
False トラッキング対象ワークに設定したデータをトラッキングバッファに戻します。
ユーザデータ

データをトラッキングバッファに戻す際に設定するユーザデータ値を、整数型データで指定します。
負の値を指定した場合は、現在の設定値が保持されます。省略可能です。省略した場合は"-1"を指定したことになります。

解説

TrackTargetPosで取得したトラッキング対象ワークのデータを削除、もしくはトラッキングバッファに戻します。
TrackTargetPos第4引数のモード1を有効にして、トラッキング対象ワークのデータをトラッキングバッファに残した状態で実行した場合に使用します。

注意事項

コンベアおよび円形トラッキング専用のコマンドです。

用例

トラッキングバッファからデータが削除される。

TrackTargetRelease 1, TRUE

トラッキングバッファにデータを戻す際に、ユーザデータを20に変更する。

TrackTargetRelease 2, FALSE, 20

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