<< 前へ        次へ >>

ID : 3106

RS-422A通信ボードの設定

ここでは、RS-422A通信ボードの設定方法を説明します。

設定手順

以下の手順で実施します。

  1. DIPスイッチを設定します
  2. ボードをコントローラに装着します
  3. ティーチングペンダントで設定を行います

DIPスイッチの設定

使用するチャネルのDIPスイッチを以下のように設定します。

  • データ伝送モードを「全二重でRTS、CTSを自己ループさせる」に設定します。
  • ターミネータを「挿入する」に設定します。

1チャネル品:COM-1PD(LPCI)Hの設定

DIPスイッチの位置

設定方法

モード 設定方法

・全二重
・RTS、CTSを自己ループさせる

ビット1とビット2を同時にONにする設定にしないでください。ボードが故障する恐れがあります。

ターミネータを挿入する

2チャネル品:COM-2PD(PCI)Hまたは4チャネル品:COM-4PD(PCI)Hの設定

どのチャネルも利用可能です。任意のチャネルをご利用ください。

DIPスイッチの位置

 

2チャネル品のスイッチ
ターミネータ
設定用スイッチ
データ伝送モード
設定用スイッチ
チャネル
SW2 SW3 CH1(CN1)用
SW4 SW5 CH2(CN2)用
4チャネル品のスイッチ
ターミネータ
設定用スイッチ
データ伝送モード
設定用スイッチ
チャネル
SW2 SW3 CH1用
SW4 SW5 CH2用
SW6 SW7 CH3用
SW8 SW9 CH4用

設定方法

力センサを接続するチャネルのDIPスイッチを設定します。

モード 設定方法

・全二重
・RTS、CTSを自己ループさせる

データ伝送モード設定用スイッチを下図のように設定します。

ビット1とビット2を同時にONにする設定にしないでください。ボードが故障する恐れがあります。

ターミネータを挿入する

ターミネータ設定用スイッチを下図のように設定します。

ボードの装着

PCIスロットに推奨ボードを装着します。

装着方法については、RC8シリーズロボットコントローラ説明書の「増設ボードの取り付け」を参照してください。

ティーチングペンダントでの設定

ティーチングペンダントを使い、下記2つの設定を行います。

  • FIFOバッファを有効にします
  • 接続モードをRS-422Aにし、ポートを指定します

FIFOバッファを有効にする

操作経路:[F6 設定] - [F5 通信と起動権] - [F2 ネットワークと通信権]

デバイスの中から、力センサに接続する「RS-422A」のポートを選択します。

設定内容にあるFIFOバッファを選択し「編集」ボタンを押します。

[FIFOバッファ]ウィンドウが表示されるので、「使用」を選択し「OK」を押します。

設定できたら「通信設定」画面で「OK」ボタンを押します。

センサの設定」の「RS-422A通信の設定」でのクライアントポート番号は、ここで選択したCOM番号を入力します。

接続モードをRS-422Aにする

力センサの設定時に一緒に行います。

詳細については、「センサの設定」の「RS-422A通信の設定」を参照してください。

ID : 3106

<< 前へ        次へ >>