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ID : 2789

ワークの値を補正する

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補正するワーク座標の番号を選択し、[次へ]を押します。複数選択できます。

2

「補正の前に現在の値をバックアップします。」が表示され、[OK]を押すと選択した現在のワーク座標データがバックアップされます。

3

あらかじめ登録した位置データを選択して、同じ位置を教示し、[取得]で登録します。

取得時には位置(X,Y,Z)を正確に教示してください。姿勢(Rx,Ry,Rz)は関係しません。

現在位置を取得する際は、「基準位置の登録」で示した準備が済んでいるか確認してください。

全ての点の現在値を取得できたら[次へ]を押します。

4

補正計算されたワーク座標データを確認します。表示されている「ワーク補正値」は補正計算されたWORK0の値です。

補正精度とはティーチングの精度を示す値です。計算されたワーク座標での登録されている基準位置データのずれ量の最大値です。単位はmm です。基準位置を多く登録すると大きくなる傾向にあります。

5

補正計算されたワーク座標データをコントローラへ送信します。

6

登録してあった基準位置データをコントローラのP型変数へ送信します。

7

ティーチングペンダントで基準位置および補正したワーク座標の確認を行います。

基準位置については、ロボットをP型変数(基準位置)へ移動させ、適切に補正されているか確認します。
補正したワーク座標については、ワーク設定画面で設定値が補正されているか確認します。全て確認したら、[完了]を押します。

補正が正しく行われていない場合は、データを元に戻し、再度、基準位置を教示し直します。

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