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ID : 2788

ツールの値を補正する

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ツール番号を選択し[次へ]を押します。

2

「補正の前に現在の値をバックアップします。」が表示され、[OK]を押すと選択されている現在のツール座標データがバックアップされます。

3

あらかじめ登録した位置データを選択して、同じ位置を教示し、[取得]で登録します。

取得時には位置(X,Y,Z)を正確に教示してください。姿勢(Rx,Ry,Rz)は関係しません。

現在位置を取得する際は、「基準位置の登録」で示した準備が済んでいるか確認してください。

全ての点の現在値を取得できたら[次へ]を押します。

ツール先端がフランジの回転軸の延長上に近い場合は値が大きくずれる場合があります。

4

補正計算されたツール座標データを確認します。

補正精度とはティーチングの精度を示す値です。計算されたツール座標での登録されている基準位置データのずれ量の最大値です。単位はmmです。 基準位置を多く登録すると大きくなる傾向にあります。

5

補正計算されたツール座標データをコントローラへ送信します。

6

登録してあった基準位置データをコントローラのP型変数へ送信します。

7

ティーチングペンダントでロボットをP型変数(基準位置)へ移動させ、適切に補正されているか確認し、[完了]を押します。

補正が正しく行われていない場合は、データを元に戻し、再度、基準位置を教示し直します。

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