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ID : 2486

監視対象と規制領域のモデル概要

監視対象と規制領域

監視対象と規制領域を以下に示します。

分類 モデル名 詳細
監視対象 ロボットモデル

ロボットの速度と外形を監視します。

速度の監視点は各ロボットごとに決まっています。詳しくは「Robot Speed Monitoring (RSM)」のロボットアーム上の点を参照してください。

ツールモデル

ツールの速度と外形を監視します。

速度の監視点は、TCPとフランジ中心です。

ツールが他の機器と接触しないように監視させたい場合、ツールモデルは、実際のツールの外形と同じか、それより大きいものにしてください。

規制領域 常時 柵モデル

監視対象が領域内か常に監視します。ロボットを囲っている必要があります。

一時 任意の長方形モデル

監視対象との接触を監視します。

ある周辺機器に対し、監視対象が接触しないように監視したい場合、任意の長方形モデルは、対象の周辺機器の外形と同じか、それより大きいものにしてください。

「監視領域*無効入力」の指定で、監視するかしないかの切替えができます。

モデル化の方法

WINCAPSIIIのアームモデリング機能を使い、モデルの作成をすることができます。

モデル作成時の制約

各モデルは指定の階層に作成してください。

モデル名 制約
ロボットモデル Robot Node以下のオブジェクト。(ツールグループを除く)
ツールモデル ツールグループ以下のオブジェクト。
柵モデル Root直下のオブジェクト。
任意の長方形モデル Root直下のオブジェクト。

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