ID : 1014
エラー読出し(0100)
機能
現在発生しているエラー番号をステータス領域に出力します。 このコマンドは、ストローブ信号がONしている間のみステータス領域に出力されます。
エラーダイアログに出ているエラーコードをそのまま出力するのではなく、同じ意味を持つRC7Mのエラーコードに変換して出力します。
エラーコードの対応は「エラーコード」を参照してください。
プログラム選択ミスなど、ティーチングペンダント・ミニペンダントの操作で軽微なエラーが発生した場合には、出力されません。
Ver.1.6.*で、ユーザがエラー出力領域を指定することにより、エラーダイアログに出ているエラーコードをそのまま出力できる機能が追加されました。詳細は、操作ガイドの「I/Oパラメータの表示・変更」の「32bitエラー番号出力IONo」を参照してください。
形式
コマンド領域(4ビット、入力)
0100
データ領域1(8ビット、入力)
入力されません。
データ領域2(16ビット、入力)
入力されません。
ステータス領域(16ビット、出力)
現在のエラーコードが出力されます。
16進コード
下図を参照してください。
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例としてエラー6174発生時のエラー番号出力を下図に示します。
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解説
ロボット異常、またはロボット警告が出力された状態でコマンドを実行した場合、ロボット異常・ロボット警告が出力された原因のエラー番号をステータス領域に出力します。
エラークリア後でエラーが発生していない場合、0をステータス領域に出力します。また、ロボット異常、ロボット警告を出力しないエラーが発生している場合にも0を出力します。
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