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コンパイル
コンパイルとはプログラムファイル(ソースコード)をコントローラ上で実行可能なコードに変換し、タスクを生成する作業です。
RC8シリーズロボットコントローラではプログラムの"保存,文法チェック"時にファイル単位で行われます。
ソースコード内に記述されたプリプロセッサコードはコンパイル時に処理されます。"#Include"などの他のファイルの読み込みもコンパイル時にソースコード内に展開されます。
前準備設定をOnにしたプログラムファイルはコントローラ電源を立ち上げたときにコンパイルされます。前準備設定をOffにしたプログラムは初回の実行の直前にコンパイル処理されます。ですので前準備設定Offのプログラムは初回の実行と2回目以降の実行に若干の時間差が生じます。多くのプログラムファイルの前準備設定をOnにするとコントローラ電源の立ち上げに時間がかかるので、必要なプログラムファイルのみの前準備設定をOnにしてください。
Static属性のローカル変数はコンパイル時にメモリが確保されます。プログラムファイルの一部でも変更があればコンパイル処理はされますが、Static属性のローカル変数はそのローカル変数の記述に変更がなければ初期化されず値を維持します。
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