<< 前へ        次へ >>

ID : 5076

データの保存と変更

コントローラには電源OFF時にデータを保持する保存用メモリと、データを保持しない作業用メモリがあります。コントローラは電源立上げ時に、保存用メモリから作業用メモリへ、データを全て読込みます。

 

PacScriptで扱うデータ

PacScriptのコマンドで参照するデータは作業用メモリ内のデータです。保存用メモリのデータを、直接参照することはできません。
PacScriptのコマンドには、データを編集できるものがありますが、そこで対象とするのも同じく作業用メモリ内のデータです。保存用メモリには書込まれません。
ただし、例外があり一部の変数(グローバル変数、スタティック変数、パブリック変数)は保存用メモリにも値が書込まれます。

WINCAPSIIIの受信対象

WINCAPSIIIがコントローラから受信する対象となるデータは、保存用メモリ内のデータです。作業用メモリ内のデータは対象になりません。

ティーチングペンダントの編集

ティーチングペンダントで表示するのは、作業用メモリのデータです。

作業用メモリ内のデータには、ティーチングペンダントで編集できるものがあります。編集を行ったデータは、同時に保存用メモリにも保存されます。編集を行わず、参照しただけのデータは、保存用メモリには保存されません。

ID : 5076

<< 前へ        次へ >>