ID : 399
SysLog.Servo.Clear
機能
サーボログを初期化します。
構文
SysLog.Servo.Clear
解説
リングバッファに保持されているデータを削除し、ログの記録を始めます。
このコマンドにより、リングバッファにログは記録されますが、ユーザがログデータとして読み出すためには、トリガとなるスタートログコマンド(SysLog.Servo.Start)やストップログコマンド(SysLog.Servo.Stop)が必要です。
スタートログコマンドはログデータの開始タイミングを指定し、ストップログコマンドは終了タイミングを指定します。ストップログコマンドがない場合は、スタートログコマンドから、あらかじめパラメータで設定した時間までのログが対象となり、スタートログコマンドがない場合は、ストップログコマンドから、あらかじめパラメータで設定した時間まで遡ったログが対象になります。
詳細は、機能ガイドの「ログ機能」の「プログラムコマンドでの記録」を参照してください。
注意事項
- サーボログをティーチングペンダントで確認する方法については、ティーチングペンダント操作ガイドの「サーボログの取得・表示・保存」を参照してください。
- コントローラのログデータをWINCAPSIIIへ取出す方法については、WINCAPSIIIガイドの「ログデータの取得」を参照ください。USBへ取出す方法については、ティーチングペンダント操作ガイドの「プロジェクト一覧の表示と読込み」を参照してください。
用例
'!TITLE "サーボログの記録開始"
' サーボデータの初期化後、記録を開始し、記録を終了
Sub Sample_SysLogServoStart
TakeArm Keep = 1
' サーボデータの初期化
SysLog.Servo.Clear
' サーボデータの記録開始
SysLog.Servo.Start
Move P, Dev( CurPos, P( 50, 100, 150, 0, 0, 0, -1 ) )
Move L, Dev( CurPos, P( -100, 150, -100, 0, 0, 0, -1 ) )
' サーボデータの記録終了
SysLog.Servo.Stop
End Sub
ID : 399