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保守点検作業の間隔と目的
下表に示す間隔で保守点検作業を行なってください。保守点検作業は、ロボットの可動範囲で行なう作業が多く、事故の危険性も高いため「労働安全衛生法 第59条 および関連省令等」に定める産業用ロボットの「特別教育」を受講された作業者が実施してください。
保守点検作業を行なう場合は、本章に加え、「安全上のご注意」の「作業上の注意」、「日常点検・定期点検の実施」を必ず読んでください。
間隔 | 目的 |
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日常点検 | ロボットを安全にご使用いただくために、毎日の作業開始前に行う点検作業です。 |
3ヶ月点検 | ロボットの精度維持とコントローラの熱による故障を防ぐために、3ヶ月ごとに行う点検整備作業です。 |
2年点検 | ロボット本体内の電子式アブソリュートエンコーダに記憶されている位置データを消滅させないために、2年ごとに行う電池交換作業です。また、搬送ユニットにおいては、ケーブルベヤに異常がないことを確認いただくための作業です。 |
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