ID : 5532
NormalVector
機能
3点を含む面に垂直なベクトル(法線ベクトル)を返します。
構文
NormalVector(位置1, 位置2, 位置3)
指定項目
- 位置1
- 下図のベクトル原点位置を、ポジション型データ、ベクトル型データ、または同次変換型データで指定します。いずれのデータ形式でも、計算に使用されるのは、X、Y、Zの3要素のみです。
- 位置2
- 位置1とともに下図のベクトルV1を構成する位置を、ポジション型データ、ベクトル型データ、または同次変換型データで指定します。いずれのデータ形式でも、計算に使用されるのは、X、Y、Zの3要素のみです。
- 位置3
- 位置1とともに下図のベクトルV2を構成する位置を、ポジション型データ、ベクトル型データ、または同次変換型データで指定します。いずれのデータ形式でも、計算に使用されるのは、X、Y、Zの3要素のみです。
戻り値
法線ベクトルをベクトル型データで返します。
解説
3点を含む面に垂直なベクトル(法線ベクトル)を返します。法線ベクトルの向きはベクトルV1、V2の外積方向になります。上図を参考にしてください。
法線ベクトルを目標位置のアプローチベクトルとして代入することにより、姿勢の教示を不要にできる場合があります。詳細は機能ガイドの「法線ベクトル計算機能」を参照してください。
この場合のプログラミングについては用例を参照してください。
関連項目
注意事項
位置1、位置2、位置3をつないだ三角形の面積が、できるだけ大きくなるようにしてください。
用例
Sub Main
Dim aaa As Trans
'P10,P11,P12で成す平面の法線ベクトルを計算
V1 = NormalVector (P10, P11, P12)
'投入位置P1を同次変換型へ変換
aaa = P2T(P1)
'P1 のアプローチベクトルに法線ベクトルを代入
LetA aaa = V1
'P1 をポジション型に変換
P1 = T2P(aaa)
End Sub
ID : 5532