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ティーチングペンダントによる操作

専用入出力、汎用入出力、内部I/Oの状態を、リアルタイムで監視することや、汎用出力・HAND出力・内部I/O信号の強制出力や、汎用入力・HAND入力信号を擬似的にI/O入力し、ロボット動作のシミュレートを行うことが出来ます。

I/Oの表示・操作

操作経路: 基本画面-[F4 I/O]

I/OモニタとON/OFF操作を行います。

[F4 I/O]を押すと、次のような[IOモニタ]ウィンドウが表示されます。

I/OのON/OFF操作を行うと、ロボットの出力信号がON/OFFします。

操作を行う際には、安全を十分にご確認ください。

ファンクションキー以外のキー
[スマート] [スマート]のチェックボックス欄にチェックを入れたI/O番号のみを表示します。
[計算] I/Oのビット計算を行います。
[数値表示]

I/Oのビット計算を行ないます。

ボタンを押すと青色で表示され、有効になります。

[数値表示]ボタンが有効な時は、「未使用領域」ボタンが使用できない場合があります。

[Byte]

I/Oのビットの計算方法を切り替えます。

[数値表示]ボタンが青色で表示されている時に、切り替えることができます。

[16進]

計算結果を16進数で表示します。

[数値表示]ボタンが青色で表示されている時に、切り替えることができます。

[未使用領域]

未使用のI/Oを表示します。

ボタンを押すと青色で表示され、有効になります。

デフォルトでは有効です。

[未使用領域]ボタンが無効な時は、[数値表示]ボタンが使用できない場合があります。

使用可能なファンクションキー
[F1 前ページ] 現在表示されているI/O情報の直前のページを表示します。
[F2 次ページ] 現在表示されているI/O情報の直後のページを表示します。
[F3 番号選択] テンキーが表示されます。 テンキーを使用してI/O番号を入力し、[OK]を押すと、目的のI/O番号に移動します。 選択されたI/O番号は、反転表示されます。 ティーチングペンダントのジョグダイヤルや上下方向カーソルキーでも選択できます。
[F4 擬似スマート]

擬似の項目が選択されている場合は、擬似設定の切り替えができます。

スマートの項目が選択されている場合は、スマートのOn/Off切り替えができます。

[F5 On/Off] 選択したI/O番号のOn/Offを切り替えます。
[F6 補助機能] I/Oの補助機能メニューを表示します。

擬似I/Oの操作方法

実際にはI/Oが未接続の時に、擬似的にI/Oを接続状態にします。設備立ち上げ時などに使用します。

擬似的にI/O入力を設定すると、該当するポートをティーチングペンダントにてON/OFFの切り替えができます。

擬似I/Oを有効にする方法

1

基本画面から[F4 I/O]を選択します。[I/O]ウィンドウが表示されます。

2

擬似操作する入力信号の[擬似]チェックボックスを押します。チェックボックスの周りが白くなります。

3

[F4 擬似スマート]を押すと、[擬似入力設定]ウィンドウが表示されるので、「IO8のみ変更する」を選択し、[OK]を押します。

選択したI/Oの[擬似]にチェックが入りました。

これで、擬似的にI/Oが接続された状態が確立されました。
上記の作業を再度おこなうと擬似I/Oを解除できます。

[擬似入力設定]ウィンドウで「すべてを設定する」を選択すると全ての擬似I/Oが有効になります。「すべてを解除する」を選択すると全ての擬似I/Oが解除されます。(この機能はVer.1.8.*から使用可能です。)

擬似I/OのON/OFF方法

ここでは擬似的に接続したI/Oを、OFF状態からON状態に切り替える方法を説明します。

1

ON/OFFしたいI/O番号を選択し、[F5 ON/OFF] を押します。

2

[OK]を押します。

3

[ON]されたI/O番号の[状態]が緑色に変わりました。

4

擬似I/O入力をONからOFFに切替えるには、上記と同じ手順で実施します。

擬似I/Oが設定されていないI/O番号を選択すると、以下のエラーが発生します。

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