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協調機能の設定

操作経路:基本画面 - [F6 設定] - [F9 協調]

協調機能に必要なマスターコントローラの設定、およびスレーブコントローラのIPアドレスの登録を行います。

[F9 協調]を押すと、次のような[協調設定]ウィンドウが表示されます。

協調設定画面

使用可能なファンクションキー
[F1 前ページ]

現在表示されている項目の直前のページを表示します。

[F2 次ページ]

現在表示されている項目の直後のページを表示します。

[F3 番号選択]

テンキーが表示されます。

テンキーを使用して項目番号を入力し、[OK]を押すと、目的の項目番号に移動します。選択された項目は、反転表示されます。

ティーチングペンダントのジョグダイヤルや上下方向カーソルキーでも選択できます。

[F5 編集]

変更したいパラメータを選択し、[編集]を押すと入力画面が表示されます。

項目を選択し、入力画面上の[OK]を押すと、内容が変更されます。

変更した値は、[協調設定]ウィンドウの[OK]を押すことで確定します。

表示パラメータ

No. 項目名 範囲 内容
38 協調コントローラ設定 0~4

協調機能のマスターコントローラまたはスレーブコントローラに設定します。
ライセンスによって表示される項目が違います。

  • マスタライセンスが入っている場合
    以下が表示されます。値を「1」に設定してください。
    0:設定なし (デフォルト)
    1:マスタコントローラ
  • スレーブライセンスが入っている場合
    以下が表示されます。使用したいスレーブコントローラに設定してください。
    0:設定なし (デフォルト)
    2:スレーブコントローラ1
    3:スレーブコントローラ2 (Ver.2.5.*以降有効)
    4:スレーブコントローラ3 (Ver.2.5.*以降有効)
49 協調制御通信モード 0、1

ロボットコントローラどうしの通信方法を設定します。通信方法に対する設定値は、以下のとおりです。

0 Ethernetのみを使用
1 EthernetとEtherCATを併用(デフォルト)

ロボットコントローラのソフトウェアバージョンが2.3.* 以上の場合は、1: "EthernetとEtherCATを併用" がデフォルトとして設定されています。

Ethernetのみを使用する場合には、協調制御通信モードの値を "0" に変更してください。

320,322,324 スレーブコントローラのIP -

スレーブコントローラIPのIPアドレスを入力します。

"0.0.0.0"と入力された以降のスレーブコントローラは無効になります。

326 スレーブコントローラ起動待ち時間の設定 -

マスターコントローラは、電源立ち上げ時にスレーブコントローラとの通信を確立しようとします。

しかし、通信を確立し始めてから一定時間過ぎても通信が確立できないと、エラーを発生します。

エラーが発生しないようにするためには、マスターコントローラとスレーブコントローラの電源立ち上げタイミングを、できる限り合わせてください。

それでもエラーが発生する場合は、このパラメータ値を増やしてください。

初期値は30secとなります。

設定方法については、協調機能ガイドの「マスターコントローラの協調設定」および「スレーブコントローラの協調設定」を参照してください。

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