<< 前へ        次へ >>

ID : 3050

下流限界までの残り時間

残り時間を考慮した対象ワーク選択

TrackTargetPosコマンドでワークを選択した時には下流限界を超えていないが、トラッキング動作中に下流限界を超えてエラーが発生する場合があります。


TrackTargetPosで、下流限界までの残り時間を指定し、下流限界に近いワークを対象ワークとして選択しないようにすることにより、このエラー発生を防ぐことができます。(この機能はVer.2.3.*から有効)

コマンドの使用例

P[10] = TrackTargetPos(1, -1, -1, 1, 1000)

この例では、下流限界までの残り時間が1000ms以下のワークは、対象ワークとして選択されなくなります。

対象ワーク以外の残り時間取得

TrackArrivalTimeで下流限界までの残り時間が取得できるのは、TrackTargetPosで選択した対象ワークのみです。
その他のワークについては、TrackBufferReadコマンドで下流限界までの残り時間が取得できます。(この機能はVer.2.3.*から有効)

コマンドの使用例

'インデックス番号で指定したワークのデータを全て取得
vnData = TrackBufferRead(1, 5, -2)
'下流限界までの残り時間は、ワークデータの13番目に保存されている
I[0] = vntData(12)
'第3引数に12を指定し、インデックス番号で指定したワークの
'下流限界までの残り時間を取得
I[1] = TrackBufferRead(1, -1, 12) 

ID : 3050

<< 前へ        次へ >>