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ID : 1988

システム設計手順

協調機能のシステムを設計する際は、以下の順番で進めると、スムーズに設計できます。

手順 内容
(1)ロボットコントローラの選択 マスターコントローラは、ハイスペックCPUを搭載したロボットコントローラである必要があります。
また、セーフティモーション仕様やセーフティI/Oレス仕様など、ロボットコントローラの仕様によって、安全用信号の配線内容が変わります。
詳細は"ロボットコントローラの必要条件と安全用信号の配線"を参照してください。
(2) ロボットコントローラどうしの通信方法の選択 ロボットコントローラどうしの通信方法を、Ethernetによる方法と、EthernetとEtherCATの併用による方法から選択します。
EthernetとEtherCATを併用する場合、オプションの、EtherCATマスターボードとEtherCATスレーブーボードが必要ですが、より高い精度で連動させることができます。
詳細は"ロボットコントローラどうしの通信方法"を参照してください。
(3) 設備管理機器との専用入出力信号の通信方法の選択

設備管理機器 (PLCなど)との専用入出力信号の通信方法を選択します。

Mini I/Oや各種フィールドネットワーク (DeviceNet、CC-Linkなど)から選択します。

詳細は"専用入出力信号の通信方法の選択"を参照してください。

(4) 協調機能の使用上の注意事項を確認

協調機能を使用する場合、他の機能が一部使用できないなどの制約事項があります。

詳細は"使用上の注意"を参照してください。

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