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専用入出力信号の通信方法の選択
連動させるロボットの動作はマスターコントローラが管理します。したがって、 設備管理機器は、マスターコントローラにのみロボットの動作指示をするだけで、複数台のロボットを連動して動作させることができます。
マスターコントローラへロボットの動作指示をするには、マスターコントローラの専用入出力信号を使用します。専用入出力信号は、DeviceNetスレーブボードなどのI/O増設ボードを装着するときは、I/O増設ボードのI/Oエリアに割り付けられ、I/O増設ボードを装着しないときは、Mini I/Oに割り付けられます。
専用入出力信号をI/O増設ボードで通信するのか、Mini I/Oで通信するのかによって、設備管理機器との配線方法が異なります。設備管理機器との配線方法については、次の表の参照先をご覧ください。
通信方法 | 参照先 |
---|---|
I/O増設ボード | "I/O増設ボードと設備管理機器との配線"を参照してください。 |
Mini I/O | "Mini I/Oと設備管理機器との配線"を参照してください。 |
専用出力信号については、信号によって、マスターコントローラとスレーブコントローラの両方の状態のANDもしくはORの状態が出力されるものがあります。それらの詳細も、上の表の参照先をご覧ください。
- スレーブコントローラにはI/O増設ボードを使用できません。
(ロボットコントローラどうしの通信方法としてEthernetとEtherCATを併用する場合はEtherCATスレーブボードを使用できますが、I/Oデータの送受信はできません。) - I/O増設ボードの詳細は"I/O増設ボードの概要"を参照してください。
- パラレルI/Oボードを使用する場合は、専用入出力信号をMini I/Oに割り付けることもできます。その場合の配線方法は、"Mini I/Oと設備管理機器との配線"を参照してください。
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- I/O増設ボードと設備管理機器との配線
- Mini I/Oと設備管理機器との配線