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CALSETデータ復旧操作
操作経路:[F2 アーム] - [F12 保守] - [F7 CALSET] - [F2 CALSETデータ復旧]
エンコーダシステムダウンが発生した際に実施するCALSET作業です。
システムダウンが発生した軸をメカエンド付近までもっていき、[CALSETデータ復旧]を実行することにより、システムダウンが発生する前のエンコーダ情報に近い状態に戻します。
[F2 CALSETデータ復旧]を押すと、次のような[CALSETデータ復旧]ウィンドウが表示されます。
Ver.2.8.*以降
Ver.2.8.*から、CALSETデータ復旧画面でCALSET位置を設定することができます。
電源投入直後のCALSET位置の初期値はRANG値です。
電源投入後にCALSETデータ復旧を実施した場合は、CALSETデータ復旧実施時に設定されていたCALSET位置が表示されます。
各軸を個別にON/OFF選択したい場合は、各軸のON/OFFの文字部分を直接タッチすると、各軸ごとにON/OFF設定ができます。
画面の[OK]を押すことで、画面右側に表示されているCALSET位置を用いてCALSETが実行されます。
また、[F1 CALSET位置取込み]でJ型変数にあらかじめ保存していたCALSET位置もしくはRANG値を、CALSET位置として取り込むことが可能です。
[F1 CALSET位置取込み]を押すと下記の画面が表示されます。
取込み対象を選択し、[OK]を押すとCALSET位置を取り込みます。
また、CALSETデータ復旧画面で直接編集したCALSET位置を[F2 CALSET位置書出し]を押すことでJ型変数に保存することも可能です。
ファンクションキー以外のキー | |
---|---|
制限 | 制限をOFFにすることでCALSETが不要な軸も選択可能になります。 |
使用可能なファンクションキー | |
---|---|
[F1 CALSET位置取込み] | J型変数もしくはRANG値をCALSET位置として取り込む |
[F2 CALSET位置書出し] | J型変数に現在表示しているCALSET位置を保存する |
[F3 ブレーキ] | ブレーキ設定の表示 |
[F4 全軸未選択] | 全軸を「CALSETしない(OFF)」の状態にします。 |
[F5 編集] | 値編集エディタの表示 |
[F6 全軸選択] |
全軸を「CALSETする(ON)」の状態にします。 「ON」の状態にして[OK]を押すと、CALSETデータの復旧処理が行われます。 |
Ver.2.7.*以前
各軸を個別にON/OFF選択したい場合は、各軸のON/OFFの文字部分を直接タッチすると、各軸ごとにON/OFF設定ができます。
ファンクションキー以外のキー | |
---|---|
制限 (Ver.1.12.*以降) |
制限をOFFにすることでCALSETが不要な軸も選択可能になります。 |
使用可能なファンクションキー | |
---|---|
[F4 全軸未選択] | 全軸を「CALSETしない(OFF)」の状態にします。 |
[F6 全軸選択] |
全軸を「CALSETする(ON)」の状態にします。 「ON」の状態にして[OK]を押すと、CALSETデータの復旧処理が行われます。 |
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