<< 前へ        次へ >>

ID : 592

Hand[n].MoveR / SelectHand[m,n].MoveR

機能

相対位置移動します。"SelectHand[m,n].MoveR"は、電動ハンドと協調機能を併用する場合に使用します。

構文

Hand[n].MoveR 移動量, 速度[, TimeOut=タイムアウト時間][, Next]

電動ハンドと協調機能を併用する場合

SelectHand[m,n].MoveR 移動量, 速度[, TimeOut=タイムアウト時間][, Next]

指定項目

移動量
現在位置からの相対移動量を単精度実数型データで指定します。入力範囲は-999.9~999.9(mm)です。
速度
移動速度を整数型データで指定します。入力範囲は20~100(%)です。
タイムアウト時間
タイムアウト時間を整数型データで指定します。入力範囲は 0~2147483647(ms)です。省略時は30000(30秒)です。
Next
Nextを記述すると非同期実行します。

解説

指定した移動量電動ハンドが動作します。

Nextオプションをつけることで非同期に実行します。

注意事項

前のコマンドの完了前に実行することはできません。

特権タスク内での当コマンドの実行は、推奨しません。 ただし必要不可欠な場合は、下記の点に十分注意して使用してください。

  • 特権タスク内にて当コマンド実行中に電動ハンドコントロールボードがエラーを発生した場合、特権タスクは停止します。
  • 特権タスク内にてNEXTオプション付きの当コマンド実行中に電動ハンドコントロールボードがエラーを発生した場合、特権タスクは停止しません。
  • 当コマンドを実行していない時に電動ハンドコントロールボードがエラーを発生した場合、特権タスクは停止しません。

用例

'!TITLE "電動ハンドの相対位置動作"
' 電動ハンドを指定した値分相対位置動作
Sub Sample_HandMoveR 

  ' 電動ハンド0を移動速度20[%]で相対距離5[mm]で移動
  Hand[0].MoveR 5, 20

End Sub

ID : 592

<< 前へ        次へ >>