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ID : 393

SysLog.Ctrl.Clear

機能

制御ログのデータを初期化します。

構文

SysLog.Ctrl.Clear

解説

リングバッファに保持されているデータを削除し、ログの記録を始めます。

このコマンドにより、リングバッファにログは記録されますが、ユーザがログデータとして読み出すためには、トリガとなるスタートログコマンド(SysLog.Ctrl.Start)やストップログコマンド(SysLog.Ctrl.Stop)が必要です。

スタートログコマンドはログデータの開始タイミングを指定し、ストップログコマンドは終了タイミングを指定します。ストップログコマンドがない場合は、スタートログコマンドから、あらかじめパラメータで設定した時間までのログが対象となり、スタートログコマンドがない場合は、ストップログコマンドから、あらかじめパラメータで設定した時間まで遡ったログが対象になります。

詳細は、機能ガイドの「ログ機能」の「プログラムコマンドでの記録」を参照してください。

注意事項

  • 制御ログをティーチングペンダントで確認する方法については、ティーチングペンダント操作ガイドの「制御ログの取得・表示・保存」を参照してください。
  • コントローラのログデータをWINCAPSIIIへ取出す方法については、WINCAPSIIIガイドの「ログデータの取得」を参照ください。USBへ取出す方法については、ティーチングペンダント操作ガイドの「プロジェクト一覧の表示と読込み」を参照してください。

用例

'!TITLE "制御ログの記録を開始"
' 制御ログのデータを初期化後、記録を開始し、停止
Sub Sample_SysLogCtrlStart

  ' 制御ログのデータを初期化
  SysLog.Ctrl.Clear

  ' 制御ログの記録開始
  SysLog.Ctrl.Start

  Move P, Dev( CurPos, P( 50, 100, 150, 0, 0, 0, -1 ) )

  Move L, Dev( CurPos, P( -100, 150, -100, 0, 0, 0, -1 ) )

  ' 制御ログの記録停止
  SysLog.Ctrl.Stop

End Sub

ID : 393

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