<< 前へ        次へ >>

ID : 124

#Pragma Encrypt

機能

ソースコードを暗号化します。

構文

#Pragma Encrypt(On)
	'Statements
#Pragma Encrypt(Off)

指定項目

#Pragma Encrypt(On)
暗号化させるソースコードの始まりです。
#Pragma Encrypt(Off)
暗号化させるソースコードの終わりです。

解説

ソースコードを暗号化します。

"#Pragma Encrypt(On)"と"#Pragma Encrypt(Off)"で囲んだプログラムを暗号化します。

関連項目

プリプロセッサ、 ソースコードの暗号化

注意事項

  • 暗号化/復号化の際の暗証キーは忘れないように大切に扱ってください。忘れると復号化できません。
  • コマンドの"On"と"Off"は変数を使用できません。
  • 操作盤ファイル（*.pns）を暗号化する際は、操作盤エディタ用の予約領域部分を暗号化の範囲に含めないでください。
    予約領域部分を暗号化対象に含めると、ファイルの暗号化後、操作盤で実行エラーが発生するようになります。また、操作盤エディタでファイルが正しく認識されなくなります。
    操作盤エディタ用の予約領域部分は以下で示す範囲です。
    #ifdef TP_DESIGNER
'<<--TPDESIGNER_RESERVED-->>

:

'<<--TPDESIGNER_RESERVED-->>
#endif

用例

'!TITLE "プログラムコードの暗号化"
' 変数aaaに1を加算する処理を5回繰り返す
Sub Sample_PragmaEncrypt

  Dim aaa As Integer
  Dim bbb As Integer 
  Dim ccc As Integer 

  aaa = 0
  bbb = 0
  ccc = 0

' 暗号化させるプログラムコードの始まり
#Pragma Encrypt( On ) 

  ' cccが15になるまで繰り返す
  For ccc = 10 To 15 
    aaa = aaa + 1

' 暗号化させるプログラムコードの終わり
#Pragma Encrypt( Off )

  Next
  bbb = ccc

  ' メッセージ出力ウィンドウに"5"を表示
  PrintDbg aaa

  ' メッセージ出力ウィンドウに"15"を表示
  PrintDbg bbb

End Sub

ID : 124

<< 前へ        次へ >>