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ID : 5826

VRC

他の分類に入らないパラメータをこの分類に入れています。

ティーチングペンダントでの設定

「設定」のシステム情報画面にある「VRC設定」メニューで設定ができます。
操作方法については、操作ガイドの「VRC設定」を参照してください。

パラメータ一覧

下表の区分欄の記号は、下記の機能に対応します。

A:機能に関係なく、全ての場合に設定可

B:協調機能のみ設定可(Ver.1.9.*以降)

C:排他制御のみ設定可(Ver.1.12.*以降)

D:協調機能と排他制御を同時に使用するときのみ設定可(Ver.2.0.*以降)

番号 項目名 単位 初期値 内容 区分
1 記録エラーレベル - 0 エラーログに記録するエラーレベルを設定します。設定したエラーレベル以上のエラーログが記録されます。
0:レベル0 (デフォルト)
1:レベル1
2:レベル2
3:レベル3
4:レベル4
5:レベル5
A
4 言語モード - 0 ペンダントの画面に表示する表示言語の設定をします。
0:日本語 (デフォルト)
1:英語
2:ドイツ語
3:韓国語
4:中国語
A
32 スレーブモード時コマンド制限設定 - 0 スレーブモード中に実行できるコマンドを制限するモードの有効/無効を設定します。
0:無効 (デフォルト)
1:有効
A
36 エリアチェックモード - 1 エリアの監視方法を分割(旧モード)または一括(新モード)から選択できます。
Ver.1.8.*以降、処理高速化のために、エリアを一括監視するよう設定されていますが、分割を選択することにより、旧モードの動作に戻すことができます。
0:分割
1:一括(デフォルト)
A
37 起動時プログラム優先モード - 0 コントローラ起動時にプログラム優先モードの有効/無効を設定をします。
※エラー「81201001 ウォッチドッグタイムオーバです。」が発生した時は有効にしてください。
0:無効 (デフォルト)
1:有効
A
38 協調コントローラ設定 - 0

協調機能のマスターコントローラまたはスレーブコントローラに設定します。
ライセンスによって表示される項目が違います。

  • マスタライセンスが入っている場合
    以下が表示されます。値を「1」に設定してください。
    0:設定なし (デフォルト)
    1:マスタコントローラ
  • スレーブライセンスが入っている場合
    以下が表示されます。使用したいスレーブコントローラに設定してください。
    0:設定なし (デフォルト)
    2:スレーブコントローラ1
    3:スレーブコントローラ2 (Ver.2.5.*以降有効)
    4:スレーブコントローラ3 (Ver.2.5.*以降有効)
B
47 RC8AセーフティIO仕様の協調機能マスタとスレーブ配線 - 1

RC8Aコントローラの協調機能時に使用する配線を設定します。Ver.2.1.*以降使用可能。

0:RC8互換
1:標準(デフォルト)(推奨)

※マスタ、スレーブともRC8A標準仕様の場合のみ、RC8コントローラ用の配線が使用可能です。使用したい場合は「0:RC8互換」に設定してください。

B
48 非常停止時のロボットの停止処理 - 1

非常停止の停止方法を、「軌道上で停止」(新モード)または「各軸の最大減速で停止」(旧モード)から選択できます。
Ver.2.1.*以降、「軌道上で停止」するよう設定されていますが、「各軸の最大減速で停止」を選択することにより、旧モードの動作に戻すことができます。

0:各軸の最大減速で停止
1:軌道上で停止(デフォルト)

A
78 エラー発生時のロボット停止処理 - 1

モータOFFするエラー発生時の停止方法を、「軌道上で停止」(新モード)または「各軸の最大減速で停止」(旧モード)から選択できます。 Ver.2.5.*以降、「軌道上で停止」するよう設定されていますが、「各軸の最大減速で停止」を選択することにより、旧モードの動作に戻すことができます。
0:各軸の最大減速で停止
1:軌道上で停止(デフォルト)
※モータOFFしないエラーは軌道上で停止します。
※レベル4以上のエラーは、エラーによっては軌道上で停止できないものがあります。

A
79 Robot0 有効/無効設定
(Ver.2.5.*以降)
- 0 0:有効
1:無効
A
80 Robot1 有効/無効設定
(Ver.2.5.*以降)
- 0 0:有効
1:無効
A
81 Robot2 有効/無効設定
(Ver.2.5.*以降)
- 0 0:有効
1:無効
A
82 Robot3 有効/無効設定
(Ver.2.5.*以降)
- 0 0:有効
1:無効
A
320 スレーブコントローラIP [Robot1] IPアドレス 0

協調のスレーブコントローラ1のIPアドレスを設定します。

B
322 スレーブコントローラIP [Robot2] IPアドレス 0 協調のスレーブコントローラ2のIPアドレスを設定します。
※現状、設定できません。
B
324 スレーブコントローラIP [Robot3] IPアドレス 0

協調のスレーブコントローラ3のIPアドレスを設定します。
※現状、設定できません。

B
326 スレーブコントローラ起動待ち時間 sec 30

協調機能のマスタコントローラが、スレーブコントローラの起動完了を待つ時間を設定します。

起動時に接続エラーが発生する場合は、このパラメータ値を調整してください。

B
329 排他制御コントローラ設定 - 0 ご使用のコントローラを排他制御のマスターコントローラまたはスレーブコントローラに設定します。
0:排他なし (デフォルト)
1:マスタ
2:スレーブ
C
330 排他制御IP(0) - 127.0.0.1

排他のマスタコントローラのIPアドレスを設定します。

排他のマスタコントローラを排他グループに入れる場合は初期値のまま使用してください。
排他グループから外す場合は「0.0.0.0」を設定してください。

C
331 排他制御IP(1) - 0.0.0.0 排他のスレーブコントローラのIPアドレスを設定します。 C
332 排他制御IP(2) - 0.0.0.0 排他のスレーブコントローラのIPアドレスを設定します。 C
333 排他制御IP(3) - 0.0.0.0 排他のスレーブコントローラのIPアドレスを設定します。 C
346 排他制御ロボット番号(0) - 0

協調機能と排他制御を同時に行う場合に、協調機能で設定したマスタロボットの番号(0:Robot0)を指定します。

D
347 排他制御ロボット番号(1) - -1

協調機能と排他制御を同時に行う場合に、協調機能で設定したスレーブロボットの番号(1:Robot1)を指定します。
-1:None (デフォルト)
0:Robot0
1:Robot1
2:Robot2
3:Robot3

D
348 排他制御ロボット番号(2) - -1 協調機能と排他制御を同時に行う場合に、協調機能で設定したスレーブロボットの番号(2:Robot2)を指定します。
-1:None (デフォルト)
0:Robot0
1:Robot1
2:Robot2
3:Robot3
※現状、設定できません。
D
349 排他制御ロボット番号(3) - -1 協調機能と排他制御を同時に行う場合に、協調機能で設定したスレーブロボットの番号(3:Robot3)を指定します。
-1:None (デフォルト)
0:Robot0
1:Robot1
2:Robot2
3:Robot3
※現状、設定できません。
D
362 排他制御コントローラ起動待ち時間 sec

30

排他制御のマスタコントローラが、スレーブコントローラの起動完了を待つ時間を設定します。

起動時に接続エラーが発生する場合は、このパラメータ値を調整してください。

C
367 排他制御待機タイムアウト時間 sec 300 排他制御中にロボットが待機する時間の上限値を設定します。待機時間がこの値を越えるとエラー「0x83201567:排他制御待機タイムアウト」が発生します。 C

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