ID : 5280
RunByName
機能
プログラムを別タスクとして起動します。Runコマンドと異なり、タスク名に式を使用することができます。
構文
RunByName タスク名[, 引数リスト]
指定項目
- タスク名
- タスク名を文字列型データで指定します。タスク名の指定方法を参照。
- 引数リスト
-
引数が必要なタスクはバリアント(Variant)型の配列で指定します。
ただし、引数がByRefになっているタスクは起動できません。
解説
プログラム実行時にタスク名として指定した式を評価してタスク名を動的に作り出してRunします。名前が連番になっているタスクをまとめてRunするのに便利です。
書式が異なるだけでその他のふるまいはRunと同じです。
関連項目
Run、その他はRunと同じ。
注意事項
- 該当するタスクが見つからない場合は、実行時に「81500029:ファイルが見つかりません」のエラーになります。
- その他はRunを参照してください。
用例
下記の例では同じ引数を持つPro2~Pro10の9つのタスクを起動します。Pro2~Pro10の引数が3つあるので、RunByNameでは要素が3つの配列を定義しています。
'!TITLE "式を使ったタスクの起動"
'Pro1.pcs
Sub Main
TakeArm Keep = 0
Dim n as Integer
'タスク名Pro2~Pro10を式を使って作成し起動する
For n=2 To 10
'タスクに渡す引数は配列で指定
RunByName "Pro" & n , Array( "Pro" & n, n, P[n])
Next
End Sub
Pro2.pcs
Sub Main( ByVal sVal As String, ByVal lCnt as Integer, ByVal posCur As Position)
'処理(ここでは省略)
End Sub
'以下同様にPro3.pcs~Pro10.pcsがあるものとする。
ID : 5280