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エンコーダリセット

エンコーダバックアップ電池の寿命等でエラー「8540467* *軸:エンコーダシステムダウンです。」が発生した場合、または、コントローラ電源OFF時にロボットに過大な衝撃が加わり、エラー「8540468* *軸:エンコーダオーバスピードです。」が発生した場合は、エンコーダをリセットしてCALSET作業を行なう必要があります。

CALSET作業には「CALSET」と「CALSETデータの復旧」があります。
使用開始時やモータ交換後のエンコーダリセットは「CALSET」を、その他は「CALSETデータの復旧」を行ってください。

エラーが発生していない場合は、以下の手順を実施する必要はありません。

エンコーダをリセットする際、ロボットのケーブルをはずし、リセットするモータのみ接続してください。誤ってロボットのモータをリセットしないようにご注意ください。

エンコーダリセット実施手順

ユーザレベル「メンテナ」にて操作します。

1

基本画面 - [F2 アーム] - [F12 保守] - [F2 エンコーダ]を押します。

「エンコーダ設定」画面が表示されます。

2

[F7 エンコーダリセット]を押します。

「エンコーダリセット設定」画面が表示されます。

3

エラーが発生している軸番号を選択し、ボタンを押します。"OFF"が"ON"に変更されます。
以下の例は7軸にエラーが発生している場合の表示です。
全てのエンコーダリセットの設定が完了後、[OK]を押します。

4

エンコーダリセットを実行するかのシステムメッセージが表示されますので、よければ[OK]を押します。
エンコーダリセットが実行されます。
[Cancel]を押すと、エンコーダリセットは実行されません。

エンコーダリセット完了後、「エンコーダ設定」画面に戻ります。

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