ID : 3320
概要
デュアルアーム制御機能は、1台のロボットコントローラ(以降 RC8シリーズ)で2台分のロボットを制御する機能です。
例えば、4軸ロボットを2台制御します。
この機能を実現するために、RC8シリーズは1台で2台分の働きをします。
RC8シリーズ以外に、MC8シリーズモーションコントローラ(以降 MC8シリーズ)も1台で2台分の働きをさせることができます。
例えば、5つの軸をMC8シリーズ2台分(計10個の軸)を制御します。
さらに、RC8シリーズとMC8シリーズの働きを組合わせることもできます。
例えば、RC8シリーズの6軸ロボットとMC8シリーズの4軸ロボット(パラレルリンクロボット)の2台です。この場合、MC8シリーズは、キネマティクス機能を使用することで、簡単にパラレルリンクロボットを制御することができます。
(キネマティクス機能はオプション機能です。有償のライセンスが必要です。)
基本的に、1台のロボットを制御する場合と、操作/機能はほとんど同じですが、一部、設定が変わったり、制約を受ける機能があります。また、プログラムを記述する際、動作させるロボットは、どちらのロボットかを指定する必要があります。
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