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ID : 3061

負荷重心位置自動測定

ここではHSR、HSA1ロボットを例に手順を説明します。

この機能はVer.2.3.*から使用できます。

1

負荷重心位置の横にある[自動測定]ボタンを押します。

負荷重心位置画面にはロボットがどのように動作するかと、測定時の注意事項が表示されます。

確認後、[OK]ボタンを押します。

自動測定画面が表示されます。

[開始]ボタンを押します。

2

デッドマンスイッチを押しながら、[MOTOR]キーを押してモータをONにし、OKキーを押し続けます。

動作1の経路で低速動作の測定が実行されます。

  • ハンド等が設備と干渉しないことを確認してください。
  • 通常の手動動作よりも高速動作することがありますので、ロボットの動作範囲に近づかないでください。

(実行中の画面)

測定が完了するまで、デッドマンスイッチとOKキーを押し続けます。
測定中にデッドマンスイッチ、もしくはOKキーを離すと測定は中断されます。

3

低速動作の測定が完了すると、高速動作の自動測定が実行されます。

デッドマンスイッチとOKキーを押し続けます。

ロボットが高速で動作するため、ロボットの動作範囲内に入らないでください。

(実行中の画面)

4

動作2の経路で、もう一度低速動作と高速動作を行います。

(実行中の画面)

5

(実行中の画面)

6

測定値が最大許容範囲内の場合、測定が完了となります。

[OK]ボタンを押すと、[簡単設定]画面に戻ります。負荷重心位置の測定値が入力されています。

1 HSR、HSA1ではZ軸方向の重心位置を推定しません。計算値が分かる場合は直接値を入力してください。
2

最大許容範囲が外れた場合は、下記のようなメッセージが表示されます。

  • 測定値が最大許容範囲近傍の場合
  • 測定値が最大許容範囲外の場合
3 自動測定画面で「Cancel」を押して[簡単設定] - [先端負荷質量]設定画面に戻った場合、測定値は入力されないので注意してください。

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