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ID : 2287

VirtualFence

機能

バーチャルフェンスの監視を開始または終了します。

このコマンドはVer.1.12.*から有効です。

構文

VirtualFence 有効/無効[, モデルID]

指定項目

有効/無効
有効/無効を整数型データで指定します。有効はTrueまたは0以外、無効はFalseまたは0を指定します。
無効で監視を終了し、有効で監視していない状態から監視を開始します。
モデルID (Ver.2.0.*以降)
監視を有効または無効に切り替えるモデルIDを整数型データ(-1~999)で指定します。 -1にした場合はID設定した全てのモデルを対象にします。省略可能です。省略した場合は、ID設定に関係なく、バーチャルフェンスの監視を開始または終了します

解説

バーチャルフェンスの監視を開始または終了します。

モデルIDを指定しない場合、バーチャルフェンス機能が働いている状態で、バーチャルフェンスの監視機能自体の有効/無効を指定します。

モデルIDを指定した場合、バーチャルフェンス機能が働いている状態で、対象モデルの監視を一時的に終了させたり、再開させたりすることができます。

バーチャルフェンスの監視機能自体の有効/無効を設定する(モデルIDを指定しない)

    VirtualFence False

VirtualFence True

対象モデルの監視の有効/無効を設定する(モデルIDを指定する)

    VirtualFence False, 0
VirtualFence False, 1

VirtualFence True, 0
VirtualFence True, 1

エラーになる例

監視機能を無効にすると、対象モデルの監視を有効にしても、監視は実行されません。

    VirtualFence False

VirtualFence True, 0
VirtualFence True, 1

注意事項

-

用例

    Move P, P0 'ワーク取得上空位置まで移動        
VirtualFence False 'VirtualFence をいったん終了
Move L, P1 'ワーク取得位置に移動
'ワークを把持
Move L, P0 'ワーク取得上空位置まで移動
VirtualFence True 'VirtualFenceを再開

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