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最適Fig自動選択機能(Auto Fig)
機能概要
自動的に最適なFig値(ロボットの形態を表す値)を選択する機能です。
Figの指定時に下記の値を入力します。
Figの値 | 自動選択 | 条件 |
---|---|---|
-2 | 最短距離となるFig値を自動選択します。
|
以下の条件を満たすFigが自動選択されます。
|
-3 | 動作可能なFig値を自動選択します。 | 以下の条件を満たすFigが自動選択されます。
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なお、"-1"を指定すると、直前の移動で使用したFig値を自動で選択します。
- Fig=-2、-3の場合はFigが自動選択されるため、事前に低速で動作確認を行うなどして使用してください。
- Fig=-2の場合はソフトリミットエラーや可動範囲外エラーになるFigが選択される場合があります。
ロボットの形態については、ロボットの基礎知識の「腕・ひじ・手首の形態について」(6軸ロボット)、および「腕の形態について」(4軸ロボット)を参照してください。
CP動作時の注意
CP動作(直線補間、円弧補間、自由曲線補間)は、ほとんどの場合、現在のロボット形態と異なる形態へは移動できず、エラーが発生します。
そのためCP動作命令の目標位置のFigに-2、-3を入れると、動作できないFigが自動選択され、エラーが発生する場合があります。-1を指定することで、上記エラーを避けることができます。
操作方法
ティーチングペンダントでの設定操作については、「ロボットの動作形態(Fig)の表示・設定」を参考にしてください。
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